スマート・べニューとビジネス これからのスタジアムとアリーナ ~2013年度特別企画・スポーツビジネスセミナーレポート~

インキュベーション推進室スタッフです。
今年は秋の風物を楽しむ間もなく、次々と大きな台風がやってきております。10月は当推進室でも毎週イベントを開催しているので、天気予報を確認しながらの毎日です。

さて、この秋、インキュベーション推進室が特別に企画しました「スポーツビジネスセミナー」が、去る10月18日(金)に開催されましたのでご報告いたします。
今回のセミナーは「スマート・べニューとビジネス~これからのスタジアムとアリーナ~」をテーマに、本学スポーツ科学学術院の間野義之教授にご講演いただきました。

「スマート・べニュー」という言葉については聞いたことがない方の方が多いかと思いますが、これは、「周辺のエリアマネジメントを含む、複合的な機能を組み合わせたサステナブルな交流施設」という新しい言葉です。(間野先生が委員長を務められている「スマート・べニュー研究会」における定義より引用。)

2020年に開催が決定した東京オリンピック・パラリンピックを控え、スタジアムやアリーナ等のスポーツ施設の新設、改修による経済効果はかなりの規模のものとなることが想定されています。ただ、こうした施設は従来、公共の施設として経営を度外視して作られる例が後を絶たず、このままでは更に赤字を垂れ流す施設が増えるだけの結果になりかねない状況です。このような国内のスタジアム・アリーナの現状を踏まえ、スポーツ施設の建設・経営に民間の力を導入し、施設周辺のまちづくりも含めた地域の交流空間として展開していく重要性を、ヨーロッパのサッカースタジアムの事例も交え、大変わかりやすく、丁寧にお話ししていただきました。

スポーツビジネス分野でのセミナーは今回初めての試みでしたが、先生の研究活動が実を結び、スポーツ施設を中心とした魅力的な都市が作られることを願わずにはいれらない、大変興味深い講演でした。参加者の皆様からも、大変面白かったとの感想が多く寄せられました。

次回のイベントは、ビジネススタートアップセミナーが今週10月25日(金)、開催されます。テーマは「損をしない起業に必要なお金の知識~上手な税理士の使い方~」。優経税理士法人 公認会計士・税理士 酒井規勝氏にお話ししていただきます。
知識としては知っていても、実際に体験するまではなかなかイメージしにくい企業活動と「税金」について、実践的なお話を税理士の先生から直接伺うことができるチャンスです。ぜひご参加ください!

【インキュベーション推進室・活動報告】マーケティング・ワークショップ(第2回)を開催しました!

 10月11日(金)、2回目の「マーケティング・ワークショップ」を開催しましたのでご報告いたします。

 

 第2回のワークショップのテーマは、「タグラインをつくる」。

 タグラインとは、世の中に対して企業や商品の理念、コンセプトをわかりやすく伝えるための表現で、資生堂の「一瞬も 一生も 美しく」、カゴメの「自然を、おいしく、楽しく。」TOWER RECORDSの「NO MUSIC, NO LIFE.」等、があります。優秀なタグラインは、最終的に顧客がその企業や商品を「価値あるものと思えるかどうか」を左右するほどの力を持つため、企業にとって大変重要な言葉となります。

 参加者の皆さんには、今回もまず紙に向かって手と頭をしっかり動かしていただき、自社の製品、コンセプト、企業理念などを整理して、タグラインを作る作業を行っていただきました。また最後には、作成したタグラインについてそれぞれにプレゼンしていただきました。第1回のワークショップ「ものがたりをつくる」の際とは異なり、短いフレーズで端的に情報を伝える必要があるため、皆さん大変苦心されていたようです。

 ワークショップ終了後は、前回同様に簡単な懇親会を行いました。このワークショップはセミナーと異なり小規模な上、一緒に作業を進めることでより充実した意見交換・交流の場となっているようです。
今回はインキュベーションセンターの入居企業からも1社ご参加いただきました。皆様、お忙しい中のご参加ありがとうございました。次回も今後の企業活動にすぐに役立つ、実践的なワークショップとしてご利用いただければ幸いです。

 また、起業初期段階の学生の会員の方にとっては、センターの入居者の方やMBA出身の会員の方との出会いは、とても刺激的な体験だったことと思います。この経験は、今後の学生生活や企業活動にぜひ生かしていただきたいと思います。

 さて、次回のワークショップ(第3回)はいよいよ最終回。「プレスリリースをつくる」がテーマです!皆様のご参加をお待ちしております!

【インキュベーション推進室・活動報告】「マーケティングワークショップ」(第1回)を開催しました!

インキュベーション推進室では今年度、インキュベーションセンターの入居者、コミュニティ会員をバックアップする新たな企画として「マーケティング・ワークショップ」を実施することになりました。その第1回目が9月20日(金)に開催されましたので、ご報告いたします。

「マーケティング・ワークショップ」は、当インキュベーションセンターのマーケティング アドバイザーである榊原ひろ子氏(ブリッジ・コミュニケーションズ有限会社 代表)を講師に迎え、全3回シリーズで開催。それぞれの回において『ものがたりをつくる』、『タグラインをつくる』、『プレスリリースをつくる』というテーマを設け、参加者に実際に作業していただくことで、各企業のマーケティング活動にすぐに活用できるツールを作成すると同時に、実践型のマーケティング思考を身につけることを目的としています。

9月20日(金)の第1回目は『ものがたりをつくる』をテーマに開催されました。

参加者の皆さんには、企業ごとに自社の立ち上げから現在に至るまでの歴史、およびこれから目指すべき方向を、榊原氏曰く「しっかり手と頭を使って」整理していただき、最後は、整理した情報を基に完成させた自社の「ものがたり」を短時間でプレゼンしていただきました。

事務局も最後のプレゼンを拝見させていただきましたが、こうした「会社概要」や「沿革」の作成にもつながる作業を通じて自社の過去、未来を考えることは、起業当初のモチベーションを改めて確認すると共に、現状の課題を浮き彫りにすることにつながっているのだという印象を受けました。

ワークショップ終了後、簡単な懇親の席を設けましたが、ワークショップの内容も踏まえて中身の濃い意見交換会となっていたようです。

現状、インキュベーションセンターで会員企業の方々が交流を深める機会はあまり設けることができておりませんが、今回のセミナーのように小規模で会員同士の交流を深められる機会は今後も設けられるよう、検討したいと思います。

少人数で運営されているベンチャー企業の方々は日頃、目前の業務に追われてなかなかこのようなワークショップにご参加いただく時間を取ることも難しいかと存じます。そんな中、今回のワークショップにご参加いただいた皆様には、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。今回のワークショップが皆様の今後の活動の役に立ちますよう、心より願っております。

なお、次回は10月11日(金)、『タグラインをつくる』をテーマに開催します。より実践的な内容で、ますます楽しみなワークショップとなりそうです。