投資したくなるのは、こんな企業なのです 〜2011年度第7回入居者交流会レポート〜

インキュベーションセンタースタッフです。すっかり日が短くなり、あっという間に日が暮れるようになってしまいました。すでに冬至まで1か月を切っているわけで、無理もありません。

さる11月25日(金)、2011年度第7回となるインキュベーションセンター入居者交流会を開催しましたので、そのレポートをお送りします。今回のセミナーでは「こんなベンチャーに投資したい!」というテーマで、ビッグローブキャピタル株式会社のキャピタリスト、原航はらわたる氏に講演を行っていただきました。

事業を拡大していく過程で、外部からの投資を求め、それによって大きな成長に期待するということは多いもの。しかし、投資する側から見ると、事業そのものは有望であっても、不安に思える要素があれば、とてもお金を入れることはできません。どんな企業なら投資可能か、どういう経営者なら投資できるか。そういう視点は、投資を受け入れる側にも、必要なこと。どのようにビジネスを展開していくか。メモを取ったりPCのキーボードをたたいたりしながら、参加者は熱心に聞き入っていました。

原氏による講演

▲原氏による講演

続いてネットワーキングイベントが行われ、参加者同士の意見交換がなされ、約35名の参加がありました。折しも、早稲田大学インキュベーション施設から巣立った企業が上場するはこびとなったこともあり、参加者は熱心に意見交換を行っていました。

ネットワーキングイベント

▲ネットワーキングイベント

次回の交流会については、12月16日(金)に開催の予定です。詳細が決まりしだい、あらためてご案内します。

最終発表会の準備が進行中! 〜早稲田大学ビジネスプランコンテスト最終発表会会場〜

これまでも数度にわたってご紹介しているとおり、「第14回早稲田大学ビジネスプランコンテスト」は、現在一次審査を通過した6者がそれぞれ担当メンター6名の個別指導を受け、応募したビジネスプランをブラッシュアップしている段階です。このうち、二次審査を通過した4者が、ビジネスプランコンテスト最終発表会にて、自分(たち)のアイディアをアピールすることになります。

大隈講堂正面左手、一見すると穴蔵のようになっている地下入口がありますが、会場となる大隈小講堂はここが入口になります。階段を下りて中に入り、受付を済ませて会場に入ると、いよいよそこが発表の場となるわけです。クラシックな外観からはちょっと想像しづらい、真新しい設備が中にはそろっています。

大隈小講堂

▲大隈小講堂

この舞台の壇上に学生が上がり、自分の思いを精一杯アピール。なかなかない機会です。それとともに、そういった学生の“思い”を感じることができる機会というのも、そうなかなかあるものではありません。

毎度のご案内となりますが、参加申込みをされる方は、以下の専用Webサイトにて詳細をご確認のうえ、電子メールにて早稲田大学ビジネスプランコンテスト事務局までお申し込みください。当日ご参加希望の場合、会場定員の都合上入場をお断りする可能性がございます。重ねてのご連絡となりますが、事前にお申し込みいただきますよう、お願いいたします。

企業価値はこうやって診られる! 第7回入居者セミナー(11月25日)開催のご案内

11月も後半に入ると、急に冷え込んできました。インキュベーションセンター周辺の街路樹が、木枯らしを受けてわっさわっさと枝を震わせています。道ゆく人の服も厚くなり、いよいよ冬がやってくると思う毎日です。

さて、第7回を数える11月の入居者セミナーでは、ビッグローブキャピタル株式会社のキャピタリスト、原航はら・わたる氏を講師としたセミナーを開催します。

いいものをつくって販売していくのが、商売のキホンであることは、子どもでもわかります。しかし、事業を展開している企業の価値を判断し、そこに投資することでリターンが見込めるかどうかを客観的に見るのは、なかなか難しいもの。今回のセミナーでは、投資家から見てどんな企業が魅力的に映るか、どんな企業に投資したくなるかを語っていただきます。実際にベンチャーキャピタルからの投資を受け入れるかどうかは別として、起業するからには、投資家がどんどんアプローチしてくる企業にしたいもの。今回のセミナーで、そのツボを押さえてください。


開催概要

件名 インキュベーションセンター 入居者交流会
主催 早稲田大学インキュベーション推進室
日時 2011年11月25日(金) 17:30〜19:00
(18:00から交流会)
内容 講師:ビッグローブキャピタル株式会社 原 航氏
「こんなベンチャーに投資したい!」
会場 インキュベーションセンター オープンスペース
参加対象 入居者、コミュニティ会員、ゲスト、推進室関係者 ほか
定員 30名程度

参加申込みにあたっては、事前の参加予約が必要です。お手数ですが、参加ご希望者名、ご所属(会社名、学校名等および役職)、ご連絡先(電話番号および電子メールアドレス)をご記入のうえ、タイトルを「入居者交流会希望」として、インキュベーション推進室事務局まで電子メールにてご連絡ください。折り返し、推進室事務所よりご案内差し上げます。ご予約がない場合、また定員に達した場合には入場をお断りする場合もありますので、ご了承ください。

活動盛んな会員ベンチャー!(6)「アビダルマ株式会社」

インキュベーションセンタースタッフです。インキュベーションセンターで活動しているベンチャー企業はまさに十人十色、さまざまな企業がそれぞれ独自の事業を展開していますが、本日はコミュニティ会員企業であるアビダルマ株式会社が開発したWebサービスをご紹介します。

同社が提供している「abidarma」は、特にボタンなどが設置されていない任意のWebページに対して、ユーザーが“勝手に”「Like」や「unLike」と評価できる、いわば「ソーシャルレーティングサービス」です。Facebookの「いいね!」ボタンで記事の評価を集約するシステムはすでに存在していますが、どのWebページでも評価できるわけではなく、あくまでもボタンが設置されている記事のみが対象となります。アビダルマの提供しているサービスでは、ユーザーによるページ評価をより幅広く集めることができます。また、評価をしたユーザー自体をほかのユーザーが評価(「リスペクト」といいます)することもでき、これによって信頼度の高い評価結果をそろえることが可能になっています。

このサービスは、Twitterのアカウントを用意していれば、あらためて登録作業をすることなく利用できます。自分の気に入ったWebページを広めたい、でもFacebookボタンなどない…そのような場合、このサービスを使って、おすすめ情報を共有することができます。

多用なソーシャルサービスが花開くなか、Webの利用者が「参加者」となるためには、いろいろな動機が必要なもの。この「abidarma」は、その動機をひとつ、提供してくれるきっかけになるような気もします。将来が楽しみなサービスです。


■COMPANY PROFILE■

アビダルマ株式会社

代表取締役社長:横田 昌彦

(早稲田大学 第一文学部卒業)

URL:http://www.abidarma.jp/

練りに練ったビジネスプランがここで明らかに! 〜早稲田大学ビジネスプランコンテスト最終発表会会場〜

11月8日の記事でもご紹介したとおり、「第14回早稲田大学ビジネスプランコンテスト」は、現在一次審査を通過した6者がそれぞれ担当メンター6名の個別指導を受け、応募したビジネスプランをブラッシュアップしている段階です。これが二次審査にてさらに絞り込まれ、最終的に4者が、ビジネスプランコンテスト最終発表会にて、自分(たち)のアイディアをアピールすることになります。

その最終発表会の会場となるのが、大隈講堂です。大隈講堂に関するエピソードは早稲田大学公式Webページの記載に譲りますが、早稲田大学の象徴的なこの建物のなかで、明日をひらく新たなビジネスプランが明らかになります。もちろん発表する学生はドキドキものですが、それを見るのはワクワクもの。どなたでもごらんいただけますので、ぜひご参加ください!

最終発表会の会場となる大隈講堂

▲最終発表会の会場となる大隈講堂。撮影したときには鐘が音色を奏でていました

参加申込みをされる方は、以下の専用Webサイトにて詳細をご確認のうえ、電子メールにて早稲田大学ビジネスプランコンテスト事務局までお申し込みください。当日ご参加希望の場合、会場定員の都合上入場をお断りする可能性がございます。重ねてのご連絡となりますが、事前にお申し込みいただきますよう、お願いいたします。

ベンチャー企業経営者に必要なコトは? 〜日本IBM最高顧問による特別講演会レポート〜

インキュベーションセンタースタッフです。10月14日(金)、2011年度第6回となるインキュベーションセンター入居者交流会を開催しましたので、そのレポートをお送りします。今回のセミナーでは、日本アイ・ビー・エム株式会社最高顧問である北城恪太郎氏をゲストに招いた特別講演会として開催しました。今回は参加希望者が著しく増加することが見込まれたため、通常の入居者交流会とは異なりインビテーション制とし、基本的にセンター入居者、コミュニティ会員および早稲田大学関係者が参加するという形態を取りました。

北城氏は、1967年に慶應義塾大学工学部管理工学科を卒業後、エンジニアとして日本IBMに入社。1993年に代表取締役社長、1999年に同会長およびIBM APプレジデントに就任し、現在は同社最高顧問および経済同友会終身幹事を務めています。

今回の入居者交流会では、「イノベーションによる経済成長とベンチャー企業の挑戦」と題して、現在のベンチャー企業に求められる姿勢と、求められるリーダー像について語っていただきました。特に、リーダーの役割の部分では話に熱が入り、最重要のキーワードとして「明るく、楽しく、前向きに」と語っていただきました。

日本IBM最高顧問 北城恪太郎氏による講演

▲日本IBM最高顧問 北城恪太郎氏による講演

続いて質疑応答が行われ、出席者による質問と、それに対する北城氏の受け答えがなされました。参加者にはIT関連のベンチャー経営者が多かったこともあり、さまざまな質問が寄せられ、また北城氏もこれに快く答えていました。

ほぼ満員状態となったオープンスペース(会議室Aも併用)

▲ほぼ満員状態となったオープンスペース(会議室Aも併用)

これに続いてネットワークパーティが行われ、北城氏と参加者の間で挨拶と質疑応答、また参加者同士での意見交換が行われました。起業支援に熱心であり、また高等教育改革などにも取り組んでいる北城氏との応答を求める参加者は多く、会場は熱気につつまれていました。
交流会終了の際には、橋本周司研究推進担当常任理事(副総長)より、北城氏に記念品が贈呈されました。

橋本副総長(右)より記念品を贈呈

▲橋本副総長(右)より記念品を贈呈

次回の交流会は、11月25日(金)に、BIGLOBEキャピタルのキャピタリスト、原 航氏をゲストに招き「こんなベンチャーに投資したい!」というテーマで講演を行っていただきます(テーマは変更になる可能性があります)。詳細は、事務局よりお送りするご案内メールまたは公式Webサイトでのご案内(後日掲載)をご覧ください。

ビジネスプランコンテスト最終発表会、受付中です

「第14回早稲田大学ビジネスプランコンテスト」は、現在一次審査を通過した6者がそれぞれ担当メンター6名の個別指導を受け、応募したビジネスプランをブラッシュアップしています。これが二次審査にてさらに絞り込まれ、最終的に4者が、ビジネスプランコンテスト最終発表会にて、自分(たち)のアイディアをアピールすることになります。

この最終発表会は、12月7日(水)に開催されます。早稲田大学の学生や教職員はもちろんのこと、学外の方も、ご自由にご参加いただけます。早稲田大学の学生が考えぬき、そして練り込んだ思いの丈を、ナマでお聞きいただくことができます。会場は、早稲田大学の象徴ともいえる大隈講堂の、地下1階(大隈小講堂)になります。もちろん、参加は無料です。

参加申込みをされる方は、以下の専用Webサイトにて詳細をご確認のうえ、電子メールにて早稲田大学ビジネスプランコンテスト事務局までお申し込みください。当日ご参加希望の場合、会場定員の都合上入場をお断りする可能性がございますので、事前にお申し込みいただきますよう、お願いいたします。

どんなビジネスプランが出てくるか、そしてどのような発表が行われるのか。主催側スタッフも、今からワクワクしています。そんなワクワク感を少しでも感じたいという方、ぜひお越しください。

インキュベーションセンター出身起業家が史上最年少で上場達成 〜株式会社リブセンスが東証マザーズに新規上場〜

インキュベーションセンタースタッフです。インキュベーション推進室公式Webサイトや各種メディアでご承知の方もおいでかもしれませんが、早稲田大学インキュベーション施設出身のベンチャー企業、株式会社リブセンス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:村上太一氏)が12月7日、東証マザーズに上場の運びとなりました。代表の村上太一氏は1986年10月生まれの25歳、予定どおり進めば国内における史上最年少での上場達成となります。

村上太一氏は、2005年に早稲田大学政治経済学部に入学。一年生のとき、早稲田大学のオープン教育科目「ベンチャー起業家養成基礎講座」(大和証券グループ寄附講座)のコンテストで優勝し、株式会社リブセンスを創業。研究開発センター(旧早稲田実業学校跡地)に設けられていたインキュベーション施設に入居し、学生メンバーによってインターネット求人サイトの運営事業を展開。求人採用が確定してはじめて課金を行い、また採用された求職者に祝い金を出すという、それまでに例のない求人サイトの新しいモデルによって注目を浴びてきました。

早稲田大学研究開発センター時代のリブセンス

▲早稲田大学研究開発センター時代のリブセンス

現在は、求人サイトにとどまらず賃貸住宅情報や中古車情報の提供など、さまざまなインターネットサービスを展開。2009年12月には渋谷区に本社を移転、正社員のみで36人(9月30日現在)を数え、今期売上高6億3,700万円、経常利益2億1,400万円を見込む規模に成長し、このたびの上場の運びとなりました。

ベンチャー企業が入居していた当時の早稲田大学研究開発センター

▲ベンチャー企業が入居していた当時の早稲田大学研究開発センター

早稲田大学インキュベーションセンターでの支援を受けて成長し、上場を達成した企業が出たことを、早稲田大学のスタッフとしてうれしく思います。これからも大きく伸びていってほしいと思うとともに、リブセンスに続くベンチャー企業が育ってほしいものです。

ユーザーの動きが簡単にわかる 〜入居ベンチャー提供のリサーチサービス「瞬間リサーチ」提供開始〜

インキュベーションセンタースタッフです。9月15日のこの欄でご紹介した、インキュベーションセンター入居企業である「ウタゴエ株式会社」による新サービス「瞬間リサーチ」が、いよいよ提供開始となりました。

「瞬間リサーチ」は、スマートフォンアプリ「瞬間日記」(iPhone/Android)上で展開するリサーチサービスです。日々増えていくスマートフォンユーザーの動向を知りたいのであれば、スマートフォン上でのリサーチが有効。「瞬間リサーチ」は、そういうニーズにこたえるサービスです。「女性ユーザーがよく使用するアプリ上位3つを知りたい」「クライアントユーザーが必要としているアプリを知りたい」「スマートフォンでカード決済をしたことがあるかどうか」といったアンケート調査を、簡単かつ即座に行うことが可能です。また、回答者は指定したURLへ確実に誘導されるため、クリック保証型広告と同等の効果もあります。



「瞬間リサーチ」のイメージ

▲「瞬間リサーチ」のイメージ。アンケート項目をタップすると(左)、アンケート回答画面が出ます(右)

気になる価格ですが、アンケート単価は5問まで1件100円、1問追加ごとに1件10円。したがって、希望獲得アンケート数500件、質問5問(以内)の場合、費用は100円×500=50,000円となっています。

スマートフォンのユーザー数については、今後さらに延びていくことは確実です。それに応じて、利用者の行動パターンも変化していくはず。刻々と変わる動向変化の追跡ツールとして、検討の選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。