ストックオプションのここに注意! 第6回交流会実施レポート

インキュベーションセンタースタッフです。長い間続いた厳しい残暑がやっと終わり、涼風が吹き始めました。

さて、入居者およびコミュニティ会員を主な対象とした第6回の交流会を、9月24日(金)に開催しましたので、その様子をレポートします。

まず、弁護士法人クレア法律事務所鈴木理晶弁護士より「ストックオプション発行の実務」と題して、講演が行われました。鈴木氏は、ストックオプション募集事項要領や、取締役会議議事録および株主総会議事録の雛型を交え、実務手続上で注意すべき点を適宜指摘しつつ、説明を行った。書式の実例を置いての説明で、総論的なものではなく実務的なトピックにスポットを当てた講演だったこともあり、参加者は真剣な表情で説明に聞き入り、またメモを走らせていました。

鈴木理晶弁護士による講演

▲鈴木理晶弁護士による講演

続いてネットワーキングイベントが行われ、アントレプレナー同士の意見交換がなされました。当日の参加者は27名で、オフィススペース(個室)入居者やインキュベーションコミュニティ会員を中心に、日本政策金融公庫担当者、社会保険労務士、早稲田大学ビジネススクールの学生など、さまざまの業種の方が一同に会しました。

ネットワーキングイベントでの意見交換

▲ネットワーキングイベントでの意見交換

今回の講師が、ベンチャーや中小企業の顧問を多く務めていることもあって、講演にどどまらず、企業経営実務に関する多様な分野での質疑応答がなされておりました。

起業を目指すワセジョの集い! 〜第3回早稲田大学女子学生起業家勉強会レポート〜

シニアコンサルタントの工藤です。東京はなかなか涼しくならないな〜と思っていたら、急に寒くなってびっくりしています。季節の変わり目で体調を崩しやすいですが、皆様、カゼなど引かれないようにくれぐれもご注意ください。

さて、9月22日(水)早稲田大学女子学生起業家勉強会が開催され、私が講師を務めました。早稲田大学女子学生起業家勉強会は、早稲田大学女子学生起業家交流会という、起業に興味のある、いわゆる「ワセジョ」のネットワークのコンテンツとして不定期に開かれている集まりです。

工藤より概要説明

▲最初に、工藤より概要説明を

女性のキャリアスタイルも多様化し、就職・転職、自ら起業して独立する女性が増えています。早稲田女子学生起業家交流会は、夢を持った女性が社会の第一線で活躍するためにはどうしたらよいか?その答えを見つけるための手助けができないか。という思いから、2007年10月に設立されました。

今回の勉強会では、「起業アイデアの見つけ方」と題して、起業家や様々なビジネスフィールドで活躍するクリエイティブがどのようにアイデアを創造しているかを学び、発想法を身につけようという講義を行ないました。講義後は、9名の女子学生が2チームに分かれて自分達のビジネスアイデアをディスカッション、チームとしてまとめて発表しました。時間が短かったにもかかわらず、活発なディスカッションが行われ、面白いアイデアになったと思います。

活発なディスカッションが行われました

▲活発なディスカッションが行われました

今後は定期的に勉強会を行い、生まれたビジネスアイデアをビジネスプランにブラッシュアップさせていくような集まりにしたいと思っています。

起業志望者よ、いざ集え! 〜早稲田大学開講授業「シルマン・ハイテクベンチャー講座」のご紹介〜

インキュベーション推進室長の大江建です。今回はインキュベーション推進室のサービスからちょっと離れて、早稲田大学で開講している講義(授業)について、ご紹介します。

本を読んで勉強したり、ノートやPCと向き合って試行錯誤したりするのも重要なこと。しかし、起業という“実践”を肌身に感じるには、それを実際に経験した人に触れることが重要になります。単に成功体験談を聴くだけではなく、山あり谷ありの生々しい経験を経てきた先達に接することは、問題意識の向上や課題解決の促進にとどまらず、人間としての幅を広くすることにもつながるでしょう。

そのように、学生諸君の“人間としての幅”を豊かにする糧として、「シルマン・ハイテクベンチャー講座」(後期・火曜6限)をご紹介します。この授業は、大学院商学研究科およびオープン教育センターが合同で設置する科目です。講義の詳細はシラバスをご覧いただくとして、毎回さまざまなジャンルの講演者が登壇します。インキュベーションセンターに入居している企業の経営者から大企業の開発者まで、バラエティに富んでいます。また、講師と受講生が相互に交流する機会(参加費無料)も用意しています。

「ハイテク」という名詞が入っていますが、技術系だけでなく、文科系の学生にも起業入門講座としてお勧めできます。特に学部生のみなさん、社会人になってはとてもできない、貴重な経験を積めるよい機会ですので、ぜひ受講してください。

なお、早稲田大学学生以外の方も受講できます。インキュベーションセンターに入居されている方、卒業生、他大学の方、その他のみなさま、興味ある一回だけ顔を出すというスタイルでもけっこうです。受講料はいっさいかかりません(※)ので、どしどし参加してください。

  • ※当初、受講料をご負担いただく旨のご案内をいたしましたが、無料に変更させていただきました。


シルマン・ハイテクベンチャー講座

火曜日 第6・7限(午後6時30分〜8時30分)

14号館地下1階 B-101教室

日付 講演者 所属 講演タイトル(仮)
1 10/5 大江建 早稲田大学ビジネススクール教授
早稲田大学インキュベーション推進室室長
オリエンテーション
インキュベーション案内
2 10/12 ロバート・シルマン コグネックス社 創立者CEO 大学発ベンチャー
3 10/19 岡本行生
太田啓路
園田智也
アドバンストアイ株式会社代表取締役社長
株式会社QXD代表取締役社長
ウタゴエ株式会社代表取締役社長
企業のライフサイクル
4 10/26 牛尾隆一 株式会社村田製作所技術企画部 期末課題の提案
5 11/2 青野慶久 サイボウズ株式会社代表取締役社長 企業のグローバル化
6 11/9 大久保秀夫 株式会社フォーバル代表取締役会長 起業家の社会貢献
7 11/16 伊藤将雄 株式会社ユーザーローカル代表取締役社長 マルチ起業家
8 11/30 杉田定大 早稲田大学客員教授 日本の成長戦略
9 12/7 平井由紀子
岡田康子
唐澤理恵
株式会社セルフウイング代表取締役社長
株式会社オアシス代表取締役社長
株式会社パーソナルデザイン代表取締役社長
女性起業家
10 1/11 大江建 早稲田大学ビジネススクール教授
早稲田大学インキュベーション推進室室長
期末課題
11 1/25 大江建 早稲田大学ビジネススクール教授
早稲田大学インキュベーション推進室室長
期末課題

その他詳細につきましては、担当者までお問い合わせください。

それでは、初回開講日の10月5日、14号館でお会いしましょう!

あきない総研 吉田社長を訪問しました!

インキュベーションセンター シニアコンサルタントの耒本くるもとです。

株式会社あきない総合研究所が運営するインキュベーション施設「Katanaオフィス」を9月9日(木)に訪問・見学させて頂きました。

一つの契約で複数拠点が利用できる一風変わったインキュベーションの利用形態です。現在は汐留・渋谷・横浜・大阪の4拠点が利用可能のようです。大和企業投資とも連携して設立したスタートアップファンド「Katanaファンド」もあり、投資支援機能も兼ね備えています。

今日の訪問メンバーは、早稲田大学インキュベーション推進室長の大江教授と財団法人 本庄国際リサーチパーク研究推進機構の池田さんです。あきない総研社長の吉田さんはとてもユニークな方で、学生の起業やビジネスプランコンテスト、インキュベーションの運営など話題は多岐にわたりました。

Katanaオフィスにて記念撮影

▲Katanaオフィスにて。中央が大江室長、右端が池田氏、その中間が耒本

将来的にはインキュベーションセンター同士が情報交換や連携関係を構築していくことが重要になるのだと確信できました。

セキュリティ対策はお忘れなく

インキュベーションセンタースタッフです。台風が通過してやっと過ごしやすくなるかと思いきや、気温こそ多少下がったものの、湿度も高く日差しは強いまま。セミが相変わらず元気ないっぽう、人間サマは元気をなくしがちですが、体に負担を掛けないように気をつけましょう。

インキュベーションセンターでは無線LANサービスを提供しており、ノート型PCをはじめとした情報端末を活用できる環境をご用意しています。センターでは安全なビジネス利用ができるような設計と保守に努めており、安心してインターネットへ接続できます。しかし、無線LAN環境が安全に構築されていても、PCの環境に穴があり、いつの間にか外部からの侵入を受けている…というケースがあります。PCの管理と運用には、情報セキュリティのポイントを押さえておくことが、安全なビジネス展開を進めるうえで必須となります。

“情報セキュリティ”などというコトバを持ち出すと、何やら面倒だったり難しかったり思えるかもしれません。しかし、実際のポイントはそう多くはなく、特に少人数で展開しているベンチャーであれば、情報セキュリティを維持するのはむしろ容易でしょう。具体的には、データ管理、パスワード管理、ウイルス対策、取引先対応などがあります。ここでは、情報処理推進機構が提供している「5分でできる! 情報セキュリティポイント学習」をご紹介しておきます。実際には、タイトルどおり「5分でできる」わけではなく、「ひとつのトピックが5分」となりますが。

「情報セキュリティポイント学習」Webサイト

▲情報セキュリティについて、無料で学習できます

PCにログインしたままで離席される方。アドビのプラグインをアップデートしていない方。電子取引の際に使うパスワードを何ヶ月も変えていない方。…そんな方は、上記のサイトをご覧いただき、PCの管理や運営の方法をチェックすることをお勧めします。

セキュリティに問題があるPCを使い続けていると、ビジネスに影響が出るだけでなく、そのPCを足がかりとしてほかのコンピュータを攻撃することとなり、サイバー攻撃に荷担することにもなります。ネットワークに接続する以上は、“自分のことだから”と気楽に考えず、しっかりとした対策を取ってください。

「優秀賞」の栄誉と無利子無担保融資をゲット! 入居ベンチャー「携帯スタディ王国」

インキュベーションセンタースタッフです。8月26日の本欄でご紹介したとおり、ベンチャー企業を対象としたさまざまなビジネスプランコンテストが各方面で開催されています。そのうちのひとつ、財団法人 上月スポーツ・教育財団が行っている「ベンチャービジネス支援事業」の選考発表大会がこの8日(水)に行われ、インキュベーションセンターに入居しているベンチャー企業「株式会社携帯スタディ王国」の代表、山本圭太さんが、最高ランクにあたる優秀賞に選ばれました。

携帯スタディ王国Webサイト

▲携帯スタディ王国Webサイト

「ベンチャービジネス支援事業」では、全国の起業を志す若手社会人・学生、もしくは、起業後間もない若手ベンチャー企業経営者よりビジネスプランを募集し、一次審査通過者を対象としてプレゼンテーションをさせ、8名の審査委員による審査を行います。優秀賞受賞者である山本さんには、300万円の融資を無利子、無担保で5年間にわたって受けることとなりました。資金繰りができなければ事業が成り立たないということは規模の大小を問いませんが、アーリーステージのベンチャーにとっては、この資金は格好の足がかりになります。山本さんは「有効に利用して、事業をスムーズかつ迅速に展開していきます!」と力強く語っていました。

ビジネスアイデアを整理して、第三者に対してプレゼンを行うことで、営業展開を行い、協力者や出資者を募る。事業を進めるうえで必須のスキルです。そんなスキルを磨き、魅力的なものならプラスアルファを獲得できる。そんなコンテスト、めざしてみませんか? これからもどしどし情報を提供していきますので、ご期待ください。

舞台開陳! ビジネスプランコンテスト最終発表会会場

インキュベーションセンタースタッフです。これまで数度にわたって、早稲田大学ビジネスプランコンテストのご案内を差し上げましたが、本日、最終発表会会場の下見と、段取りの確認をしてきました。

会場は、早稲田大学のシンボルといえる、大隈講堂。早稲田大学の公式Webサイトでも紹介しているほか、重要文化財に指定されていることもあって、さまざまなWebサイトや書籍でも取り上げられているので、詳細はそれらに譲ります。この大隈講堂ですが、正面右側の階段をのぼって入る「大講堂」と、左側の半地下になっている玄関から入る「小講堂」があります。ビジネスプランコンテスト最終発表会が行われるのは、後者の大隈小講堂。入口の前には、西早稲田キャンパス(旧・大久保キャンパス)との間を結ぶ赤い連絡バスがよく止まっています。

大隈小講堂入口

▲大隈小講堂の入口。開催当日はここ(正面下側)が開きます

最終発表では、講堂の壇上にあがり、プレゼンテーション資料をスクリーンに映し出しながら、応募したビジネスプランを説明することになります。

大隈小講堂演壇

▲壇上でスタッフが手順を確認しています

小講堂の収容人数は、実に300名。ぎっしりと並ぶ椅子の最前列に審査員が腰を据え、その先でお客さんがプレゼンテーションを見ることになります。外観は歴史を感じさせる大隈講堂ですが、地下の小講堂は設備が整っており、シートも比較的ゆったりしています。ビジネスプランの中身もさることながら、緊張のあまりガチガチに固くなったり、あるいは本筋から離れたトークに走ったりしないように。将来、偉い人に向けてプレゼンをすることなどを考えると、胆力をつける絶好の機会といえましょう。

大隈小講堂客席

▲ずらりと並ぶ椅子

応募締切は、今月の30日。“ひとヤマ当てよう!”という方も、“トレーニングでおカネがもらえれればラッキー”という方も、歓迎します。動機はさまざま、人それぞれ。そんな中から、光るものが出てきてほしい。そう願っています。まずは募集サイトにアクセス!

宅建合格一直線! 〜入居ベンチャー「携帯スタディ王国」の挑戦〜

インキュベーションセンタースタッフです。カレンダーを1枚めくると、また新しい月が始まるのだと、凛と背筋が伸び、締まった気持ちになります。問題は、その気持ちがいつまで保つか、ということなのですが。

インキュベーションセンターに入居しているベンチャーは、自分の技術やノウハウをもとに、さまざまな新しいビジネスを日々展開しています。そのひとつ、以前本欄で紹介した、携帯電話での学習サイトを提供している「携帯スタディ王国」は、mixiモバイル向けアプリ「宅建王 For mixi」を提供しています。過去問をいつでも見られるのはもちろん、その場で正誤を判定することができます。

▲mixiモバイル向けアプリ「宅建王」の画面。左上:トップ画面、左下:成績結果、右:問題(画像は合成してあります)

大学受験に向けた勉強がオトナになるための関門とすれば、資格試験の勉強はシゴトを手に付けるための関門といえましょうか。携帯スタディ王国の山本さんは、そこに着目しました。資格試験のなかでもメジャーな存在で、不動産取引を業とする人にとっては必須の資格試験であるのが、宅地建物取引主任者試験。この学習を、携帯電話を使ってすることはできないだろうか…。その考えが、このmixiアプリを生みました。

次には、どんなサービスが出てくるのでしょうか。乞う、ご期待!