書類も郵便もこれで対応!

インキュベーションセンターの玄関はオートロックになっており、受付には例の“門番”がいますが、こいつは郵便物などは受け取りません。でも、ご安心を。センター内には、入居者やコミュニティ会員に対し、それぞれポストを用意しています。郵便物などはこのポストに入ります。

▲手前の大きいのが入居者用ポスト、奥の細いのがコミュニティ会員用ポスト

また、コミュニティ会員の方には、書類などを保管できるロッカーを用意しています。A4用のファイルやPCなどを収納しておくことができます。ただし、物置として利用できるほどではありませんので、念のため。

▲コミュニティ会員用のロッカー

これまでセンター内の設備をいろいろ紹介してまいりましたが、今回でひとまず終了します。早稲田大学の教職員や学生のみなさんで、現地で実物を見てみたい! という方は、センターまでご連絡ください。スタッフがご案内いたします。

カネの切れ目が……!? 第2回交流会実施レポート

インキュベーションセンタースタッフです。早稲田大学で都電を見られる唯一の施設、ここインキュベーションセンターでは、街路樹の示す萌葱色が、疲れがちの目を癒してくれます。すっかり夏になってきました。

さて、4月19日の更新で第1回交流会のレポートをお送りしましたが、第2回の交流会を、5月21日(金)に開催いたしました。前回は雨が降りしきる中での開催でしたが、今回は天気もよく、日が延びたこともあってまだまだ明るい時分からのスタートとなりました。

まず、インキュベーションセンターシニアコンサルタントの矢澤利弘氏より「資金繰りのポイント」と題して、事業を展開していくうえで絶対に必要となる資金を確保していくための注意点について、図表を用いた説明がなされました。公認会計士および税理士である矢澤氏は、センターに入居している企業に対して主に財務面からさまざまなアドバイスを行っており、これまで見てきた様々な例をベースにしたわかりやすい説明に、参加された方は興味深く聞き入っていました。また、一部には簡単な計算結果を表記に記入するパートもあり、みなさん、ペンを片手に熱心に取り組んでいました。

▲矢澤利弘氏による講演

続いてネットワーキングイベントが行われ、アントレプレナー同士の意見交換がなされました。当日の参加者は約40名で、オフィススペース(個室)入居者やインキュベーションコミュニティ会員を中心に、三井住友銀行担当者、大和SMBCキャピタル投資担当者、メーカーの担当者など、さまざまな業種の方が一同に会しました。前回のイベントに比べて外部から参加された方者が多かったこともあり、名刺交換にとどまらず、事業紹介や相談、議論などがなされ、フォーマルな打合せの場ではなかなか見られない熱いやり取りもありました。インキュベーション推進室のコンサルタントも多数出席し、参加者からの質問や議論に対応いたしました。

▲ネットワーキングイベントでの意見交換

今回の交流会の際に行ったアンケートでも、前回に引き続き色よいご回答をいただきました。でも、これで百点満点だとは思いません。まだまだサービス内容をブラッシュアップしていきますので、ご意見など、どしどしお寄せいただきたいなと思っております。最後になりましたが、当日お越しいただきましたみなさまに、この場を借りてお礼申し上げます。

注目の早稲田大学発入居ベンチャー!(3) 「早稲田環境研究所」

こんにちは。インキュベーション推進室シニアコンサルタントの矢澤利弘です。今日は、早稲田大学発ベンチャー企業の「早稲田環境研究所」をご紹介します。同社は2003年に早稲田大学理工学部機械工学科の永田勝也研究室から誕生した企業です。早稲田大学環境総合研究センターの小野田弘士准教授が代表取締役を務め、環境関連コンサルティング、廃棄物・リサイクルシステムに関するコンサルティングなどを手掛けています。

同社は早稲田大学環境・エネルギー研究科永田・小野田研究室で培った高度な技術・システム・評価手法に基づき、現場ニーズに立脚したモニタリング・評価をベースとしたコンサルティング事業を展開しています。具体的には、エネルギーマネジメントシステムの構築やそれを企業内で実践する人材育成のコンサルティング、LCA(ライフサイクルアセスメント)を活用したコンサルティング、廃棄物・リサイクルシステムの高度化を支援する事業を手掛けています。

また、環境関連の商品のラインナップとしては、ウェブ上でエネルギー消費量を「見える化」するシステムの「エネルギーモニタリングシステム」、熱源システムのシミュレーションソフト、エコポイントの取引端末の「e-Yonde」などがあります。

超軽量の一人乗りエコカーULVはマスコミなどからも注目されています。これは早稲田大学と墨田区が中心となり協同で推進しているプロジェクト「すみだ次世代モビリティ開発コンソーシアム」において採用され、「地産地活型」のモビリティ開発と実証事業を展開しています。

早稲田環境研究所は、環境関連という時流にも合致した事業をドメインとし、今後の成長が期待される企業です。

▲早稲田環境研究所のスタッフ。後列右から2人目が小野田弘士社長


■COMPANY PROFILE■

株式会社早稲田環境研究所

 代表取締役社長:小野田 弘士

   (環境総合研究センター准教授

    大学院理工学研究科博士課程修了、博士(工学))

 URL:http://e-wei.co.jp/

インキュベーション入居者交流会のご案内

早稲田大学インキュベーション推進室よりお知らせいたします。

5月21日(金)に、センター入居者およびコミュニティ会員を対象とした、入居者交流会を開催いたします。ご多忙とは存じますが、ご参加賜りますようお願い申し上げます。



開催概要
日時 5月21日(金) 17:30〜19:00終了予定
内容
17:30〜18:00
公認会計士・税理士 矢澤利弘氏の財務セミナー
「会社の資金繰りについて」

18:00〜19:00
交流会(鈴木理晶弁護士の法律相談コーナーを併催)

会場 インキュベーションセンター オープンスペース
参加対象 入居者、コミュニティ会員、推進室関係者 他
参加費 無料
定員 30名程度
申込方法 推進室事務局まで事前にご連絡ください

【問合せ先】インキュベーション推進室

大学内線:78-2101 E-mail:incubation@list.waseda.jp

はじめまして。シニアコンサルタントの矢澤利弘です。

みなさまはじめまして。シニアコンサルタントの矢澤利弘です。現在、公認会計士・税理士として、早稲田大学発ベンチャーの成長を主に、経営や財務、税務の側面などからサポートしています。

ベンチャー企業で重要なのは資金繰りです。お金は元手であり、潤滑剤であり、生き物にとっての空気のような存在です。どんなに健康な人でも、ほんの5分間でも呼吸が止まれば生きていくのが難しいように、資金がショートしてしまえば、会社は活動できなくなります。資金繰りには細心の注意を払って活動していきましょう。

さて、ブログの第1回目は最近書いた本の話をしたいと思います。一番新しく出版されたのは、「相違点でみる会計と税務 実務ポイントQ&A」(日本公認会計士協会東京会編、清文社)で、私は第8章の研究開発費・ソフトウエアの部分を担当しました。ソフトウエアの開発をされている企業の方でご興味のある方はぜひお読みいただければ幸いです。

また、現在、起業家・ベンチャー企業支援の実務についての出版物を企画しています。これから分担で執筆を始める予定ですが、ベンチャーの支援者だけではなく、ベンチャー企業の経営者やこれからベンチャーを立ち上げたいと考えている方々にもお読みいただけるようなものにしたいと思っています。

会計や経営関係の本のほかにも、映画の本も何冊か書いています。その辺の事情は次回に書きたいと思います。

起業のポイント 〜インキュベーターマネージャーからのメッセージ(耒本一茂)〜

みなさまこんにちは。インキュベーターマネージャー(シニアコンサルタント)の耒本一茂くるもとかずしげです。

インキュベーション施設が全国の大学で相次いで立ち上がり、大学発ベンチャーの起業ブームが巻き起こっています。早稲田大学にも2001年にインキュベーション施設が設けられて以来、多数の企業が入居し卒業してゆきました。これら早大発ベンチャーの成長を、様々な専門性を持つインキュベーターマネージャー(シニアコンサルタント)がサポートしています。着任以来5年の経験を踏まえて、起業のポイントを以下に紹介します。

(1)ビジョンを明確化にして、計画に落とし込みましょう!

起業して何を目指すのか?まず目的やビジョンを明確にして、それを実現するために必要なレベルまで計画に落とし込むことが重要でしょう。具体的な目標や計画がなくて「ただ目立ちたい」というような自己満足的な発想だけでは、企業を持続的に成長させることは難しいでしょう。

(2)個人事業から脱却し、会社としての仕組みをつくるよう心掛けましょう!

創業当時は個人の能力に依存することが大きいのですが、会社を成長させてゆくためには個人事業の段階から脱却し、会社としての組織的な仕組みをつくり上げることが欠かせません。創業者自身が経営の重要事項に専念できるような体制づくりを目指すべきでしょう。

(3)ビジネスの基本をきちんと身につけましょう!

会社が大きくなるに従い、経営者には多くの重要な判断が求められるようになります。業界知識や製品知識といった商品やサービスに関わる基本、経理や法務、人事など会社の仕組み、財務戦略など、基本的な知識や考え方を幅広く学んでおくことが重要です。ビジネスの基本が迅速かつ的確な経営判断のベースになるでしょう。

成功事例の創出につなげるまでにかなりの時間を必要とすると思いますが、今後も補助エンジン的な役割を果たしつつ、みなさまのお力になれればと思います。あと、学生には耳よりな情報ですが、大学生向けの起業家教育も数多く実施されているので、起業を志すならばぜひ受講することをおすすめします!

【ご参考】

早稲田大学 ベンチャー起業家養成基礎講座(大和証券グループ本社寄附講座)

http://www.wic-waseda.com/kigyo

アントレプレナー(起業家)募集のご案内

インキュベーション推進室では、「早稲田大学発ベンチャー起業家」を志す早稲田大学の教職員・学生の皆さんに対し経営指導やオフィスの貸与等様々なサービス提供を行い、起業という勇気あるチャレンジを応援しています。

このたび、早稲田大学の教職員・学生を対象として、インキュベーションセンター入居を希望される起業家を募集します。

募集期間 〜5月31日(月)
最終選考 6月11日(金)
募集対象者 早稲田大学の教職員・学生が行った研究成果、又は発明した特許技術を基に起業しようとする者(既に起業している者も含む)で、以下のいずれかの条件を満たす者。

①早稲田大学の教職員が代表責任者であること(法人化した場合は当該代表責任者が役員であること)

②早稲田大学の学生が代表責任者であること(法人化した場合は当該代表責任者が代表取締役社長であること)

 (注)NPO法人の募集はしておりません。

入居期限 3年を限度とします。ただし、半年毎に進捗状況を報告していただきインキュベーション推進室運営委員会の基準に達していない場合は退去していただくことがあります。
事業活動報告義務 入居者には毎月1回の事業活動報告を義務付けます。

【問合せ先】インキュベーション推進室

大学内線:78-2101 E-mail:incubation@list.waseda.jp

募集要項の詳細は、以下の専用Webページにてご確認下さい。

http://tlo.wul.waseda.ac.jp/WIC/recruit.php