インキュベーション出身企業「株式会社リブセンス」を表敬訪問しました

インキュベーションセンタースタッフです。2012年8月24日には暦の上では処暑を迎え、これから秋が近づいてくる……はずなのですが、東京はまだまだガンガン照りの毎日、天気予報で最高気温の予想を耳にするたびにため息がもれそうです。節電が求められるとはいえ、我慢して暑いなかで過ごすのは体をこわすもと。熱中症対策にはくれぐれもお気を付けください。

さて、さる8月16日(木)、インキュベーション推進室のメンバー(室長、課長、スタッフ、コンサルタントの総勢6名)にて、かつて早稲田大学インキュベーション施設に入居していた「株式会社リブセンス(代表取締役社長:村上太一氏、2009年政経卒)」を訪問しました。リブセンスは、2011年12月に創業者社長としては最年少で公開市場に株式を上場したことで注目を浴びました(過去の記事を参照のこと)。

リブセンスエントランスにて

▲リブセンスエントランスにて。右から2番目が、同社社長の村上太一氏

今回は、渋谷区のオフィスにお邪魔しました。青をベースとして赤のアクセントを付けており、しゃれたデザインのオフィスになっています。

リブセンスの業績は好調で、2012年12月期の業績予想を上方修正したとのこと(詳細は同社Webサイトをご覧ください)。これだけ景気が冷え込んでいるなか、すばらしい実績です。

この日も暑い一日でしたが、企業経営をストイックに突き詰めている村上社長は、元気そのものでした。

社会起業家支援施設を見学してきました

インキュベーションセンタースタッフです。2012年6月6日には、太陽の前を金星が横切るという非常に珍しい現象が起きたはずなのですが、東京では朝から午後まで雨が降ったりやんだり。晴れ間が出てきたのは夕方でした。5月21日の金環食のときは、ちょうど雲の切れ目からリング状の太陽が見られたのですが、そううまくはいかないものです。

さて、さる6月4日(月)、インキュベーション推進室のメンバー(室長、課長、スタッフ、コンサルタントの総勢6名)にて、墨田区本所にある「ソーシャルインキュベーションオフィス・SUMIDA」を見学してきました。ソーシャルインキュベーションオフィス・SUMIDAは、社会的課題を解決するためのビジネスにチャレンジする起業家を支援するためにつくられた施設で、東京都の外郭団体である東京都中小企業振興公社が運営しています。

ソーシャルインキュベーションオフィス・SUMIDA 外観

▲ソーシャルインキュベーションオフィス・SUMIDA 外観

かつては「ベンチャーSUMIDA」という名称で運営されていましたが、施設をリニューアルしたうえで2011年夏にオープン。エントランスのデザインはなかなかしゃれたものになっています。2012年6月現在、入居している事業者は12者。業種も形態もさまざまです。4月の入居者交流会で講師を担当した三田大介氏が運営する配財プロジェクトも、ここに入居しています。

ソーシャルインキュベーションオフィス・SUMIDA エントランス

▲ソーシャルインキュベーションオフィス・SUMIDA エントランス

さっそく中に入り、施設およびサービスの概要について、説明を受けました。入居審査にあたっては事業性と社会性の両面で判断しており、稼働率の向上を急ぐよりも、入居者の質の確保に重点を置いているとのことです。また、入居事業者の合同会議の開催、外部講師を招聘しょうへいしての各種イベントを実施するほか、入居者相互の交流を活性化させたいという考えのもと、いろいろな取り組みを行っています。

玄関ホール

▲玄関を入ってすぐのホール

玄関ホールの壁面には、事務所からの通知や案内を行う掲示とは別に、入居している事業者が行う案内や紹介記事なども掲載されています。特に目を引いたのは、大きな地図を壁に貼り、お勧めのスポットを付せんに書いて貼り付けるというもの。地域に密着してビジネスを展開していく施設ならではの取り組みといえるでしょう。

ホールの掲示

▲ホールの掲示。付せんの貼られた地図が目を引きます

建物はそう新しいものではありませんが、現在の施設として利用するにあたってリニューアルされており、清潔感があります。また、柱が太く窓が概して小さいこともあり、頑丈そうな印象を受けます。

オフィススペースの廊下

▲オフィススペースの廊下

もともとは繊維関係の研究所として利用されていたということで、いろいろな器財を置くことを想定していたのでしょうか、天井がかなり高く、ゆったりしています。

オフィススペースの個室入口

▲天井がかなり高くなっています

施設の周囲には、高層マンションや町工場、古くからの個人商店などが入り交じっています。こういう街だ、とひとくくりに説明するのは難しく、むしろいろいろな要素を兼ね備えた地域が広がっているといってよいでしょう。なお、都営浅草線の本所吾妻橋駅へは歩いて8分、都営大江戸線の蔵前駅へは歩いて11分です(実際に歩いて測ったもの。個人差や信号待ちなどで変わります)。

オフィス前の道路

▲オフィス前の道路

なお、オフィスにある窓からは東京スカイツリーはほとんど見えません。一部の窓からは先端部分がちょこんと頭を出していますが、近くのマンションが遮ってしまっています。残念。そういうわけで、蔵前駅近くの厩橋から撮ったカットを1枚、おまけで。

東京スカイツリー

▲おまけ。

サイバーエージェント・ベンチャーズの「Startup Base Camp」を訪問しました。

 インキュベーションセンタースタッフです。最近ではIT系有名企業が自前のインキュベーション施設を持ち、スマホやソーシャルメディアを使った新しいビジネスづくりを目指す創業間もないベンチャーの支援育成を強化しています。

 私たちは、先月2月24日(金)にインキュベーションセンターで講演していただいた、株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズの田島社長にお願いして、同社が2月22日(水)にオープンしたインキュベーションオフィス「Startup Base Camp」を3月21日(水)に見学させていただきました。

 「Startup Base Camp」は東京都港区赤坂8丁目5番26号の赤坂DSビル3階にあります。地下鉄「青山一丁目」より徒歩3分で都内主要エリアから10〜20分でアクセスできる場所です。施設の広さは約1,200平方メートル・約365坪と日本最大規模です。内装も家具もおしゃれでセンスを感じますね。

 「Startup Base Camp」に入居できるのはサイバーエージェント・ベンチャーズが出資するベンチャー企業および提携先企業です。ここに入居できると同社からの手厚いバックアップを受けられます。また入居者向けの勉強会、相談会、ビジネスセミナー、イベント、交流会等もここのエントランスホールで開催されるので、ソフト面でのサービスも充実していますね。田島社長のメンタリングも受けられるそうです。

 ちなみに、ここの入居用の席の料金は1席あたり3万円/月で、今年の10月からは1席あたり4万円/月になります。

 サイバーエージェント・ベンチャーズのオフィスもここにあり、田島社長も日夜奮闘されています。

 田島社長、お忙しいところご案内ありがとうございました!たいへん勉強になりました!

▲中央がサイバーエージェント・ベンチャーズの田島聡一社長

シリコンバレー通信(2)

インキュベーションセンタースタッフです。シリコンバレー、サンタクララよりレポートをお届けします。

私はフリーウェイ280号線を北に向かい、サンフランシスコにあるグラッドストーン研究所を訪問しました。

フリーウェイの風景

▲フリーウェイの風景

サンフランシスコ市内に近づくと渋滞になります。時間どおりに到着するか心配になってきました。

渋滞につかまりました

▲渋滞につかまりました

無事にグラッドストーン研究所に着きました。研究所はカリフォルニア大学サンフランシスコ校にあります。

グラッドストーン研究所外観

▲グラッドストーン研究所外観

グラッドストーン研究所は心臓血管疾患、ウイルス学と免疫学(HIV、エイズ)、アルツハイマーの研究で世界的に有名です。

グラッドストーン研究所の中です

▲グラッドストーン研究所の中です

グラッドストーン研究所内にはiPS細胞を研究開発した山中伸弥教授(京都大学)の研究室があります。下の写真は研究所内のオープンラボです。

グラッドストーン研究所内のオープンラボ

▲グラッドストーン研究所内のオープンラボ

研究所の運営費と研究費の大部分は、個人や法人の寄付金で賄われているそうです。アメリカには大いなる寄付文化があるんですね。

シリコンバレー通信(1)

インキュベーションセンタースタッフです。私は今、シリコンバレーにいます。

シリコンバレーと言えばハイテクをイメージしますが、実は田舎です。

自然いっぱいのシリコンバレー

▲自然いっぱいのシリコンバレー

スタンフォード大学も雄大な北カリフォルニアの自然に囲まれています。下の写真は同大学のランドマークであるフーバータワーからの眺めですが、とっても風光明媚です。

タワーからの眺めは最高です

▲タワーからの眺めは最高です

またキャンパスにはハチドリや啄木鳥がそこら中にて、バードウオッチングも楽しめます。

鳥たちがあちこちでさえずっています

▲鳥たちがあちこちでさえずっています

シリコンバレーを含むベイエリアは1年のうち約8割が快晴で、写真のような「カリフォルニアの青い空」が目の前に広がります。とっても気持ちいいですね。

世界的な起業家、投資家、研究者がこの地を拠点しているのは、ハイテク産業の「聖地」ではありますが、何よりこの快適な気候と自然を気に入ったからかもしれません。

そうそう、Facebookの上場申請のせいで、シリコンバレーの住宅価格が上昇しているそうです。お金持ちが増えますからね。

オラクル社に訪問しました。

インキュベーションセンタースタッフです。3月1日にシリコンバレーの代表企業であるオラクル社を訪問しました。

オラクル社は、1977年にラリー・エリソンが創業した現在世界最大のデータベースソフトメーカーです。オラクル(oracle)とは「神のお告げ」という意味があります。創業者兼CEOのエリソンは、わずか1,400ドルの元手で起業し、現在の企業価値1,648億4,000万ドルまで会社を成長させました。まさにアメリカンドリーム、立身出世物語です。

オラクル本社ビル

▲オラクル本社ビル

起業家が経済発展の担い手と言われますが、その通りですね。シリコンバレーにはスタートアップ(起業)して、一攫千金を狙う起業家が全世界から集まります。また、それを支援するベンチャーキャピタル、エンジェル投資家も大勢います。

成功する確率は数パーセントだそうですが、そうしたリスクを抱えて「成功するまでやり遂げる」信念を持った起業家の方たちを尊敬せずにはいられません。

余談になりますが、エリソンは大の日本びいきで、京都の南禅寺に日本庭園付きの別荘を持っているそうです。

シリコンバレーにいます。

インキュベーションセンタースタッフです。いまシリコンバレーにいます。

シリコンバレーの中心が、スタンフォード大学です。キャンパスは広大でとてもきれいで、キャンパスを歩くと気持がよく、なんだか自由を感じます。

スタンフォード大学のキャンパス

▲スタンフォード大学のキャンパス

「産業と結びつく教育」がモットーのスタンフォード大学からは、多くの有名なハイテクベンチャーが生まれています。

日本からの留学生から聞いたのですが、同大学の教授は自分の研究室を運営するために、教授自らが企業や政府から研究資金、寄付を獲得し、研究費や運営費、人件費をまかなっているそうです。

それだから外部資金を獲得できないと、その研究室は閉鎖されるとのこと。研究室が産学連携で稼がなくては研究活動が全然できない、結構きびしい環境です。

なんだか教授が中小企業の社長さんみたいで、これが理工系研究室からハイテクベンチャーが多く生まれる理由なのかなと思いました。

研究室がインキュベーターなんですね。

議論に講演に東奔西走! 韓国出張レポート

早稲田大学インキュベーション推進室長の大江建です。さる9月29日から10月1日までの3日間、韓国科学技術情報研究所(KISTI:Korean Institute of Science and Technology Information)より招待を受け、早稲田大学研究推進部の薮調査役と私の2人で、同研究所を訪問しましたので、そのレポートをお届けします。

▲KISTIのスタッフと記念撮影

招待の趣旨は、大きく分けて三つ。第一は、早稲田大学と、KISTIや、私が諮問委員を務めている韓国技術ベンチャー財団との提携の可能性について話し合うこと。第二は、研究開発プロジェクトの評価方法や事業性の評価方法について、意見を交換すること。第三は、私が現地で2つの講演を行うことです。

講演については、かつて私が開発した事業評価方法「BMO」について、KISTIの産業情報分析室員15人を対象に講演し、利用方法について意見交換をしました。また、研究開発評価方法「STAR」について、KISTIの研究員、ベンチャー企業の経営者、そして大企業の経営企画担当者など70人に対して講演し、質疑応答を行いました。

あきない総研 吉田社長を訪問しました!

インキュベーションセンター シニアコンサルタントの耒本くるもとです。

株式会社あきない総合研究所が運営するインキュベーション施設「Katanaオフィス」を9月9日(木)に訪問・見学させて頂きました。

一つの契約で複数拠点が利用できる一風変わったインキュベーションの利用形態です。現在は汐留・渋谷・横浜・大阪の4拠点が利用可能のようです。大和企業投資とも連携して設立したスタートアップファンド「Katanaファンド」もあり、投資支援機能も兼ね備えています。

今日の訪問メンバーは、早稲田大学インキュベーション推進室長の大江教授と財団法人 本庄国際リサーチパーク研究推進機構の池田さんです。あきない総研社長の吉田さんはとてもユニークな方で、学生の起業やビジネスプランコンテスト、インキュベーションの運営など話題は多岐にわたりました。

Katanaオフィスにて記念撮影

▲Katanaオフィスにて。中央が大江室長、右端が池田氏、その中間が耒本

将来的にはインキュベーションセンター同士が情報交換や連携関係を構築していくことが重要になるのだと確信できました。