第20回ビジコン開催報告

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今回は、12月15日(金)に行われました「第20回早稲田大学ビジネスプランコンテストプレゼン決勝大会」の報告をさせていただきます。
決勝の舞台である大隈記念講堂小講堂には、予選を勝ち抜いた選抜7チームが登壇いたしました。学部の学生から博士課程の方まで幅広いチームが集まってくれました。

今回で20回目の開催となり、アニバーサリーイヤーを無事迎えることができました。
応募にご参加いただいた学生の方々、授業の合間にご観覧いただいた学生の方々、日頃より産学連携・ベンチャー支援の取り組みにご協力いただいている方々、一般の方々、すべてのご来場いただきました方々に心より御礼申し上げます。

毎年、皆さんのアイデアは面白く驚かされるのはもちろんですが、やはりその時々のトレンドともいえるアイデアが多く集まってきます。近年は、AIを活用したものが多くなってきています。
今年は、ヘルスケアに関するアイデアが複数のチームから企画されていました。こうした社会課題に目を向けて、ビジネスでの解決を目指してくれることは、非常に嬉しいことです!
No.1 プラン名:基礎体温ウェアラブルデバイスOTOMO
チーム名:株式会社HERBIO

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No.2 プラン名:介護福祉マルチセンサー
チーム名:Wells

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No.3 プラン名:医療現場における情報共有システム
チーム名:医事システム管理テクノロジー

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No.4 プラン名:ペイ・フォワード
チーム名:ペイ・フォワード

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No.5 プラン名:ToyJoy
チーム名:ToyJoy

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No.6 プラン名:クリエイターから手軽に家具を購入できる「sumituku」
チーム名:SPUR株式会社

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No.7 プラン名:Xchain
チーム名:Xchain

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各チームの発表の後、特別公演が行われました。今回は、株式会社ユーザーローカル 代表取締役社長 伊藤将雄氏をお招きし、「研究をビジネスに活かすユーザーローカル」という題でご講演いただきました。

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伊藤様は、早稲田大学政治経済学部を卒業後、1997年に出版社日経BPに入社されました。その後、2000年に楽天株式会社に入社し楽天市場携帯版の立ち上げなどを担当されます。その後、みんなの就職株式会社を設立し、代表取締役に就任されます。その後大学院に入り、そこでの研究をユーザーローカルで製品化し、今年3月にはマザーズ上場を果たされました。
ユーザーローカルはビッグデータの解析とAIによる情報提供企業です。研究を現在のビジネスに活かされた伊藤様のお話は多くの方の心に響いたと感じております。
ビジコンを運営していると気づくことなのですが、起業を志す学生のなかには、熱心になるあまり、学業を疎かにしてしまう方が少なくありません。しっかり学べば、それだけビジネスアイデアを生み出すチャンスも広がります!ぜひ、起業を志される学生の皆さんにはこうした視点ももっていて欲しいです!

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優勝されたのは、エントリーNo.1の「株式会社HERBIO」さんです!おめでとうございます!
惜しくも優勝できなかったチーム、予選で落選したチームの皆さん、今回の結果が全てではありません。アイデアを少し変えてみるだけで、大化けする可能性は大いにあります。
いつもお伝えしていることですが、皆さんが考えたアイデアひとつひとつがビジネスの原石です。そのアイデアを大事にして、どうして落選してしまったのか、どうすれば改善できるのか、あきらめずにぜひ考えていただければと思います。これからもぜひ挑戦を続けてみてください!

 

インキュベーション推進室は、「オリジナルのアイデアや大学での研究成果を基に起業したい」という学生を支援している施設です。起業に関する相談や、弁護士、公認会計士をはじめとするコンサルタントによる経営相談まで、万全の支援体制を整えています。
起業を目指す人、関心がある人は、ぜひ一歩踏み出し、インキュベーション推進室に相談してみましょう
インキュベーション推進室に関して、詳しくはHPやFacebookページをご覧ください。随時イベントの告知なども行っております。
公式Webサイト http://www.waseda.jp/inst/inc/
公式Facebook http://www.facebook.com/wasedaincu/

2016年度ビジネススタートアップセミナー総括

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インキュベーション推進室のアシスタントです。今回は先日行われました、ビジネススタートアップセミナーの開催報告をいたします。今回のテーマは「起業に向く人、向かない人 キャリア診断のススメ」です。まさに起業に迷われる方の指針となるようなテーマですね。2016〜2017年度スタートアップセミナーの総括として、講師は早稲田大学・商学学術院教授ならびにインキュベーション推進室室長の井上達彦 先生にお願いいたしました。

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いつものセミナーよりは学生の方が多かったなあという印象です。皆セミナーが始まるのを楽しみにしている模様。さすがは商学部の人気教授!

井上先生は、「自己紹介が苦手なんです。」と言いながらも、写真を使いながら、最近の自分から昔の自分へ若返っていくようなスライドショーで自己紹介。皆さんを惹きつけていました。井上先生がどこに興味があるのか、どんなキャリアを過ごしてきたのかが垣間見られます。

キャリアといえば、今回はキャリア診断のお話でしたね!井上先生はエドガー・シャインの「キャリア・アンカー」という診断ツールを使って、みんながどうやってキャリア診断をしていけばいいのか教えてくださりました。ちなみにキャリア・アンカーとは、簡単に述べると、キャリア選択の際の最も大切な価値観や欲求のことです。
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キャリアンカー診断書という40個の質問が書いてあるリストを元に、みなさん真剣に回答していきます。この質問に、6段階評価で答えて点数化すると、キャリアのタイプが8通りに分けられます。このどれに自分が当てはまったかで、起業家向きであるかどうか判定することができます。もちろん、起業家向きでなくても、社会貢献向きやリーダーいわゆるジェネラルマネジャー向きといった様々な場合があるので、起業家向きでなくても心配することはありません!みんながどのタイプだったのか、挙手で確認していきます。起業に興味がある方が集まっても、いろんなタイプの方がいて興味深かったです。

井上先生から、「みなさんは起業家(起業家を志している)のはずです。なぜ、みんなのキャリア・アンカーを聞いたのでしょうか?」と質問がありました。確かに、「自分のキャリア・アンカーが診断できればそれでいいんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかと思います。しかし、起業家であれば、自分のことだけを気にしているわけにもいきませんよね。周りのメンバーのことも考えなくてはいけません。みんなのキャリア・アンカーを知ることは「自分が起業家(リーダー)になった時に、メンバーの動機を確認するため」なのです。
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今回のセミナーは今年の総括でもあります。本年度の通年テーマは「アントレプレナーシップとグローバルキャリア」だったので、セミナーの最後にはキャリア・アンカーを踏まえて、「グローバルな人材とはどんな人か」についてお話しいただきました。DeNA創業者の南場智子氏のお話しを参考に、「グローバルで活躍するために、英語が必要な時代だからアメリカに行く。アメリカのローカルになってどうする?これからは中国が台頭してくる。だから中国に留学に行く。中国のローカルになってどうする?そうではない。」と語ってくれた時、学生の皆さんは「ではどうすればいいのかな・・・」と釘付けになっていました。「グローバルな人材ってなにかというと、環境を選ばずに活躍できる人材です。」締めくくりにそうおっしゃっていただきました。
皆さんのキャリア・アンカーは自分のわがままのためにあるのではなく、どんな環境でも自分を見失わず活躍するためにあるのではないでしょうか。起業であっても海外の仕事であっても、自分の碇(アンカー)があることは大きな強みになりますね!セミナーを受講された皆様・学生の皆様のご活躍を心より楽しみにしております。

さて、今回のセミナーを以て2016〜2017年度のビジネススタートアップセミナーは全て無事催行という運びとなりました。今までセミナーに参加してくださった皆様、ご講演いただいた皆様、ならびに関係各位におかれましては、多大なご厚意・ご協力をいただき誠にありがとうございました。改めて御礼申し上げます。
新年度に向けて、セミナーやコンテストといった準備も進めておりますので関係イベントと共に、引き続き早稲田大学インキュベーションセンターをよろしくお願いいたします。

第7回早稲田大学アプリケーションコンテスト 開催報告

インキュベーション推進室学生アシスタントです。

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今回は、12月16日(金)に行われました「第7回早稲田大学アプリケーションコンテスト プレゼン決勝大会」の報告をさせていただきます。プレゼン決勝大会の会場である大隈記念講堂小講堂には、予選を勝ち抜いた選抜6チームが登壇いたしました。

今発表会のテーマは『アプリで活かそう! 位置情報。』と題して、地図における位置情報を活用したアプリケーションアイデアが集まりました。位置情報がテーマということで、毎年特別協賛にてご参加いただいている株式会社 ゼンリンデータコムにも多大なご協力をいただきました。

位置情報という縛りがあると、似たようなアイデアが集まるのかなあと思ってしまいますが、そこは若い学生たちが、いい意味で裏切ってくれます。柔軟な発想や各々の様々な体験をもとにバリエーション豊かなアイデアを披露してくれました。

各チームの出場動機は様々で、
「アプリのコンテストがあることを知って、出してみよう!となった。」
「良い仲間ができたので、何か挑戦してみたかった!」
「ずっと温めていたアイデアで勝負したくなった!」
「事業化を前提に、まずは第1歩を踏み出してみた。」
などなど。

動機は何であれ、真剣にコンテストに向き合って準備したすべてのチームに、心より尊敬の念を表します。審査員からは厳しい質問をいただくことも少なくなかったとは思いますが、それも挑戦したからこその証です。このコンテストが出場した皆様にとって、「良いきっかけ作り」になっていれば幸いです。

No.1 チーム名:Burgundy
アプリ名:『WaseBee』

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No.2 チーム名:Project Plum
アプリ名:『Plum』

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No.3 チーム名:Funish
アプリ名:『Raveli』

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No.4 チーム名:PPAP (Pleasant Paths Attract People)
アプリ名:『ワセナビ』

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No.5 チーム名:Politic3
アプリ名:『Be a 総理大臣!』

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No.6 チーム名:Tabenomeet
アプリ名:『Tabenomeet』

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各チームの発表の後、特別講演が行われました。今回は、株式会社メルカリ 取締役の小泉文明氏をお招きし、「メルカリ 急成長の裏側」という題でご講演いただきました。

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小泉様は、早稲田大学商学部卒業後、大和証券SMBCにてミクシィやDeNAなどのネット企業のIPOを担当。2007年よりミクシィにジョインし、取締役執行役員CFOとしてコーポレート部門全体を統括されました。2012年に退任後はいくつかのスタートアップを支援し、2013年12月株式会社メルカリに参画。2014年3月取締役に就任されています。

フリマアプリといえば「メルカリ」と、みんなが答えるぐらい、ここ数年で一気に浸透したサービス。その急成長の裏には、サービスの質の高め方や地道な広報、緻密な資本戦略がありました。日本最大のシェアを獲得し、世界に挑戦する「メルカリ」。世界シェアのトップにアメリカ発のサービスが多い昨今、ぜひ「メルカリ」には日本発でトップシェアを目指していただきたいと思います!普段は聴けないようなお話をしていただき、本当にありがとうございました。

「メルカリ」が最近のヒット商品などと共通するのは、「女性にウケる点」ではないでしょうか。写真・動画投稿に加え、簡単に自分が発信者になれるようになった今日、女性がサービスのインフルエンサーになる機会は今後ますます増えてくるように思いますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。

特別講演の後には表彰式・閉会式が行われ、審査結果が発表されました。大会の副賞として、優勝は賞金25万円と賞状・トロフィー、準優勝は賞金10万円と賞状・トロフィーが授与されました。オーディエンス賞には賞金3万円と賞状が贈られました。
なお、各賞の受賞チームは以下のとおりとなりました。

○優勝 チーム名:PPAP (Pleasant Paths Attract People)
アプリ名『ワセナビ』

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○準優勝 チーム名:Burgundy
アプリ名『WaseBee』

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○オーディエンス賞 チーム名:Tabenomeet
アプリ名『Tabenomeet』

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受賞された皆様、おめでとうございます!

毎度のことではございますが、ご観覧いただいた皆様に「こんなコンテストがあることをいままで知らなかった」との声を多くいただきます。広報活動に努めるとともに、ロイヤルティの高いコンテスト運営を心がけていきますので、今後ともご指導、応援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

改めて、応募にご参加いただいた学生の方々、授業の合間にご観覧いただいた学生の方々、日頃より産学連携・ベンチャー支援の取り組みにご協力いただいている方々、すべてのご来場いただきました方々に心より御礼申し上げます。

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特別セミナー開催報告

インキュベーション推進室学生アシスタントです。

先日開催されたインキュベーション推進室主催の特別セミナーのご報告をさせていただきます。

 

テーマ「ベンチャー企業・中小企業向け公的支援制度の活用方法」

12月2日(金)インキュベーション推進室シニアコンサルタントの辰野博一氏による特別セミナーを開催いたしました。テーマは「ベンチャー企業・中小企業向け公的支援制度の活用方法」ということで、実際に経営に携わる方や起業間近で資金繰りを真剣に検討されている方の参加が多く見受けられましたが、学生の参加もありその心意気には感心させられます。

また、講演には東京三協信用金庫の水村喜洋氏、および、今年度東京都創業助成金に採択されたカソク株式会社の新井恵介代表をゲストとしてお招きし、具体的なお話もいただきました。

活用法と経験談

講演では、まず辰野氏から、現在応募可能な補助金・助成金(小規模事業者持続化補助金、革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金・キャリアアップ助成金)についてご紹介いただきました。

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後半は水村氏より、これらの具体的な応募方法や手続きについて講演いただきました。また、新井氏からも東京都創業助成金の概要や応募資格についてや、実際にどのように事業計画書を作成したかなど生の経験談をお話いただきました。水村氏によれば、「新井氏は昨年まではオーディエンス側であったが、今回は講師役を務めてもらっている」ということで、皆様も勇気付けられたことと思います。

今回のセミナーを契機に起業を成し遂げられる方、より活発な事業活動を行っていく企業が生まれたら本望です。

 

インキュベーションセンターからのお知らせ

インキュベーションセンターでは、ビジネススタートアップセミナーの他にもイベントを開催しています。近日中には年2回の開催で好評をいただいている「第7回早稲田大学アプリケーションコンテスト」を開催いたします。精鋭6チームがプレゼンするアプリはどれも魅力的なものばかりです!みなさまの当日のご観覧を心よりお待ちしております。

 

詳しくはインキュベーション推進室HPやFacebookページをご覧ください。随時イベントの告知なども行っております。

第19回早稲田大学ビジネスプランコンテスト・レポート

インキュベーション推進室学生アシスタントです。

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歴史あるコンテストに

今回は、11月11日(金)に行われました「第19回早稲田大学ビジネスプランコンテストプレゼン決勝大会」の報告をさせていただきます。決勝の舞台である大隈記念講堂小講堂には、予選を勝ち抜いた選抜6チームが登壇いたしました。今回は高校生も決勝に出場いたしました!

今回で19回目の開催となり、ビジネスプランコンテストの中でもかなり歴史あるものになってきたなあと実感いたします。これもひとえに、協力・協賛していただいた皆様、ご観覧いただいた皆様、そして出場していただいた学生の皆様のおかげと存じます。心よりお礼申し上げます。

回を重ねるごとに、コンテスト全体としてのレベルも上がり、主催側としても身が引き締まる思いです。また、毎年学生の皆さんから絶えず面白く、そして考え抜かれたアイデアを拝聴できるのも主催者冥利に尽きます。

No.1 プラン名:『VForm』

チーム名:VForm

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No.2 プラン名:『医療機器(レーザー)シェアリング』

チーム名:Chobit

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No.3 プラン名:『1日1回、人生を変えるヒントが届くアプリ』

チーム名:ポズ

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No.4 プラン名:『シングルファザーDays』

チーム名:Change

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No.5 プラン名:『なびにばる』

チーム名:Foo Bar

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No.6 プラン名:『Study Innovation in University』

チーム名:Future Education

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特別講演 HEROZ株式会社 代表取締役 林隆弘氏

各チームの発表の後、特別講演が行われました。今回は、HEROZ株式会社 代表取締役の林隆弘氏をお招きし、「人工知能(AI)革命に挑戦するHEROZ」という題でご講演いただきました。

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2015年アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・チャレンジング・スピリッツ賞受賞

林様は、1999年に早稲田大学を卒業され、IT事業に係わった経験から、人工知能(AI)とモバイルで面白いことができると確信し、2009年4月HEROZ株式会社を設立。当初はソーシャルアプリを展開していたが、将棋においてAIが目覚ましい発展をしていたことに着目、AIを事業化するため、将棋電王戦で現役プロ棋士に勝利したAIを搭載した「将棋ウォーズ」をリリース。300万人以上に愛用される大ヒットアプリに成長させて、なおも躍進中でいらっしゃいます。

ご講演の中で、林様ご自身、高校生の時から棋士としてご活躍されていたことを聴いて、皆驚いていたことと思います。「起業家の中では、将棋は最強だと思います。」とおっしゃっていましたが、棋士としても一流の方がベンチャー起業家としても飽くなき探究心で前に挑む姿は、オーディエンスの心に響いたことでしょう。

チェス・将棋・囲碁で最強となったAIの可能性は

世界を代表するボードゲームの想定される手は、チェス:10の120乗、将棋:10の220乗、囲碁:10の320乗だとされています。その世界で、プロに対して、チェスはIBMが、将棋はHEROZが、そして囲碁はGoogleが,それぞれに開発したAIで勝利を収めてきました。人間を超越しつつあるAI。ベンチャービジネスとしてだけでなく、私たちの生活に革命を起こし続けることは間違いないでしょう。その業界にあって先陣をきるHEROZ。フィンテック領域への応用も進めている林様の今後の躍進には目が離せませんね!

優勝チームは・・・

特別講演の後には表彰式・閉会式が行われ、審査結果が発表されました。コンテストでは恒例となっている、オーディエンスドラムロール!みなさんで、床を踏み鳴らし、結果発表を待ちます!各賞の受賞チームは以下のとおりとなりました。

優勝チームはスティーブ・ジョブズに負けるとも劣らないプレゼンテーションでオーディエンスの心も惹きつけ、プラン内容も評価されました。準優勝チームは、これからの時代には絶対に欠かせない、社会的意義・社会貢献を第一に考えたプランでこれからの「ビジネス」がどうあるべきか問いを投げかけてくれたような気がします。

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○優勝 チーム名:ポズ

プラン名:『1日1回、人生を変えるヒントが届くアプリ』

○準優勝 チーム名:VForm

プラン名『VForm』

○オーディエンス賞 チーム名:ポズ

プラン名:『1日1回、人生を変えるヒントが届くアプリ』

受賞だけが全てではない!

受賞された皆様、おめでとうございます!なお、今回惜しくも賞をもらえなかったチーム、予選で落選したチームの方も多くいらっしゃることと思います。受賞できなかったからダメなアイデア、決勝に進めなかったからダメなアイデア、ということは決してありません!

皆さんが考えたアイデアひとつひとつがビジネスの原石です。そのアイデアを大事にして、どうして落選してしまったのか、どうすれば改善できるのか、あきらめずにぜひ考えていただければと思います。

来年は記念すべき?第20回!

この度も無事コンテストを開催することができました。改めて、応募にご参加いただいた学生の方々、授業の合間にご観覧いただいた学生の方々、日頃より産学連携・ベンチャー支援の取り組みにご協力いただいている方々、一般の方々、すべてのご来場いただきました方々に心より御礼申し上げます。

来年の開催では、いよいよ第20回目のコンテストとなる予定です。アニバーサリーイヤーにふさわしいコンテストができるよう、スタッフ一同さらなる努力をしていく所存です。これからも早稲田大学ビジネスプランコンテスト、早稲田大学インキュベーション推進室をどうぞよろしくお願いいたします。

インキュベーション推進室に関して、詳しくはHPやFacebookページをご覧ください。随時イベントの告知なども行っております。

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2016年度 第4回ビジネススタートアップセミナー 開催報告

先日開催されたビジネススタートアップセミナーのご報告をさせていただきます。

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2016年度は『アントレプレナーシップとグローバルキャリア』を統一テーマとしてセミナーを行っています。第4回目の今回は、10月28日(金)早稲田大学・文化構想学部3年生の大槻祐依さんをお迎えし、『ビジネスプランコンテスト優勝から海外留学。2年間を語り尽くす。』というテーマでご講演いただきました。講演のモデレーターとして、インキュベーション推進室コンサルタントの榊原ひろ子様にもご協力いただきました。

史上初!現役早大生が講演!
今回は、本イベント初となる現役早大生を迎えての開催となりました。現役の学生であっても目覚しい活躍をされている方であれば、良いセミナーになるのではないかというのがきっかけでした。オーディエンスの学生と世代が同じこともあり、みな真剣にそして楽しそうに参加されているのが印象的でした。

大槻さんの目覚ましい経歴
大槻さんは、2014年早稲田大学・文化構想学部に入学。1年次の前期に大学で開講している「起業家養成講座」を受講し、授業内のビジネスプランコンテストで優勝されました。それを契機に、秋には第17回早稲田大学ビジネスプランコンテストに出場し、最優秀賞を獲得。副賞として海外研修支援を得て、シリコンバレーに研修に行かれました。2年次からは、シンガポールにある世界大学ランキング13位のエリート校、南洋理工大学に留学。アントレプレナーシップにとどまらず、ビジネスにおけるグローバルリーダーとしての感覚を養い、現在もシンガポールのスタートアップにてインターンシップを行っています。留学経験を活かして、政府が推進する「トビタテ!留学japan」日本代表プログラムの広報を務めるなど多彩なフィールドで活躍されています。

早稲田のとある講義がキッカケで・・・
大学の活動経歴だけでも、ハッとさせられるようなものばかりですが、その原点はどこにあったのでしょうか。入学してすぐに受講した「起業家養成講座」では、ビジネスプランとして、海外の人が日本のニッチなところで楽しめるようなガイドサービスを考案し、「インバウンドのサービス」をプランニングしたそうです。それが、授業内のコンテストで優勝した、ここから大槻さんのスタートアップストーリーは始まります。

これをきっかけに秋には早稲田大学ビジネスプランコンテストにも出場し、優勝されました。トントン拍子に思えますが、とてつもない努力をされています。大槻さんは出場にあたり、「絶対に優勝してやる!」と思い、毎日毎日メンターの方に相談に行き、何でも聞いてみて、そしてプレゼンの練習も何百回と繰り返し、挑まれたそうです。その結果なのですから、未来の起業家としての片鱗をうかがえますね。

シリコンバレーに渡航!
その後、シリコンバレーにも行かれ、現地でのスピード感に刺激を受けたそうです。人からの紹介やつながりが強くて、速い。これが、シリコンバレーの特徴だとおっしゃっていました。現地でのピッチイベントで上位入賞されたことや、たくさんの尊敬できる起業家に出会うことができて、ご自身の起業への想いもより一層高まったそうです。

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シンガポールにも留学!
大槻さんは2年生になってから留学に行かれています。学部での講義は単調なものが多かったけれど、「起業家養成講座」では毎回フィードバックを受けることができ、ビジネスの楽しさを知り、留学でさらにその楽しさを学ばれたようです。留学先は、シンガポールの超エリート校。そこでは、ビジネスやファイナンスを学ぶことはもちろん、バックパックの旅、たくさんの優しい友達との出会い、得るものが多くあったそうです。慣れない地での生活には困難がつきものですが、それを感じさせない大槻さんのお話しぶりにみな聞き入っていました。大学に入ってからのスタートアップやビジネスとの出会いが、留学にも大いに生かされていて、ひとつひとつの努力が今のご活躍につながっているのだなと実感いたしました。

インターンでのビジネス経験
現在の活動やスタートアップシーンとの関わりについてもお話いただきました。留学をきっかけにベンチャーキャピタルでのインターンにも参加し、いかに役に立つのか経験談を語ってくれました。「インターンでは、人を見るのがいい!」、これは大槻さんの経験からのアドバイスだそうです!学生のインターンであっても、人とのつながりは大いにあるでしょうし、それがスタートアップ関係ならなおさらでしょう。

興味津々のオーディエンスから質問が!
質疑応答では、「どうして、そんなに前向きでいられるの?」「今後はどういう風に活躍されるの?」といった質問が寄せられ、大槻さんのお話からみなさんが力をもらっているのが伝わってきました。そして、「いつ起業するのですか?」という質問も。大槻さんは、「シリコンバレーでスタットアップに関わったときは、キツくて起業を辞めたいと思った。でも、現インターン先の事業売却で、また起業したいと思った。夢でもないなと思った。」と語っていました。なにかを成し遂げてくれそうな強い意志を感じました。起業を志す学生のみなさんも大きな励みになったことと思います。

これからにも期待大!
講演後、大槻さんからいただいたメッセージなのですが、「こうしたイベントでのつながりをもっと増やしてほしい!大切にしてほしい!」とおっしゃっていました。インキュベーションセンターでは今後も、ますます「人と人のつながり」を意識して、イベントを運営していければと思います。そして、大槻さんのさらなるご活躍を祈念しています!

インキュベーション・イベント告知
インキュベーションセンターでは、ビジネススタートアップセミナーの他にもイベントを開催しています。近日中には1年を通じて最も大きなイベントといっても過言ではない「第19回早稲田大学ビジネスプランコンテスト」を開催いたします。精鋭6チームから未来の起業家が生まれる瞬間に出会えるかもしれませんよ!みなさまの当日のご観覧を心よりお待ちしております。

詳しくはインキュベーション推進室HPやFacebookページをご覧ください。随時イベントの告知なども行っております。

ビジネススタートアップセミナー『学生起業からグローバル展開まで』開催報告

インキュベーション推進室学生アシスタントです。

先日開催されたビジネススタートアップセミナーのご報告をさせていただきます。

2016年度は『アントレプレナーシップとグローバルキャリア』を統一テーマとしてセミナーを行っています。第3回目の今回は、9月27日(火)ウタゴエ株式会社・代表取締役社長の園田智也様をお迎えし、『学生起業からグローバル展開まで(シリコンバレー他の海外経験談)』というテーマでご講演いただきました。

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園田氏は、2001年、早稲田大学大学院後期博士課程在籍時に起業をされています。早稲田大学岡村洋一研究室に入った後、研究室の先輩の「歌声の中に現れる母音を手がかりに楽曲を認識する研究」に触発され、「歌声」で曲を検索するシステムの開発をはじめられました。園田氏は同システムの改良を重ね、大学4年時に情報処理学会の「大会奨励賞」に選出され、1998年には世界初の歌声による曲検索システム「歌声検索」で特許を取得されました。これが『ニューヨークタイムズ』でも報じられ、各国の投資家からオファーがあり、2000年には「Zaiya.comネットベンチャーコンテスト2000」準グランプリを受賞、翌2001年には早稲田学生文化賞を受賞されていらっしゃいます。

 

園田氏は起業されてから、シリコンバレーでの活動などを通じてベンチャービジネスの最前線を走られおり、現在の主力事業である「瞬間日記」は全世界で3,000万ダウンロードを突破するなど、さらなるご活躍が期待されています。そこで今回は、園田氏の勢いそのままに、学生にパワフルな講演をしていただきました。講演時間を少し延ばしてでも語ってくれた熱血ぶりには感激です。

 

「今日はみんなからのパワーをもらいたい!」と園田氏がおっしゃって始まった講演ですが、参加者のみなさんの方がパワーをもらっていたのではないでしょうか。語り口はゆっくり穏やかなのですが、経験と自信にあふれた語りに惹きつけられます。セミナーのテーマでは「グローバル」が意識されているため、お話は日本語ですが、スライド資料は英語で、みなさんも少し引き締まった気持ちでメモをとられていました。

 

まず、学生へのメッセージとして「将来よりも入り口が大切だという視点を持ってほしい」とおっしゃっていました。将来の計画では、ついついゴールを意識しすぎてしまいますよね。とりあえずやってみる、とはよく言ったものですが、どんな形であれ物事をスタートすれば、おのずと将来の予想されるゴールも変わってくるわけですから、この視点は重要ですね。

 

“What are your daily problems?”、これがスタートアップにはとても重要な意識だと園田氏はおっしゃっていました。たまに感じる課題ではなく、毎日のように感じる課題ですね。もし、一人の方が課題を抱えているならば、他にもニーズを感じている方はいるはず、というのが起業家に大切な意識がけですね。

 

園田氏は学生起業をされているため、そのハードルと経験談もお話いただきました。学生時代には、毎週末にカフェに行きオリジナルの50 Years Roadmapを作成していたというのですから、その行動力と実現力に驚かされます。学生へのメッセージとして、起業VS就職を踏まえた上での、起業する際のハードルと解決策について、「お金・コネ・経験」の3点を挙げられました。園田氏ご自身は、起業するにあたり、お金は17個のパートジョブで賄い、コネは早大生ならではの砂漠のナイフ!?となり(輝く存在ということですね!)、経験はひたすら勉強をすることで補った、と語っていました。学生のみなさんで、起業をしたいけど…と将来のことで悩まれている方は勇気をもらえたのではないでしょうか。

 

講演では、起業の本場シリコンバレー流の起業家に必要なエッセンスも教えていただきました!必聴だったのは「エレベーターピッチ」とその手法です。「これだけは覚えていってほしい」と園田氏も熱を入れていました。ピッチは、起業家が投資家に資金を投資してもらえるよう短時間のプレゼンを行うものですが、エレベーターピッチは、それよりもさらに短い「エレベーターの中で投資家と乗り合わせて、目的階に着くまでのほんの短い間ぐらいの時間で、投資につながるようなプレゼンをすること」という意味です。そうした一瞬にもチャンスが潜んでいるというシリコンバレー発の興味深い手法です。

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園田氏が投げかけた問いは、「次うちエレベーターピッチで投資家に伝えるべき最も重要なものは?」、A. Technology B. Problem C. Team。さあ、みなさんも考えてみてください!起業アイデアや事業環境により、重要なものは様々なので、どの選択肢も間違いではありません。それでも、エレベーターピッチでは投資家はお金につながる事業に期待します。そこで伝えるべきこととは…園田氏がスタートアップに必要だとおっしゃる言葉を思い出してみてください。“What are your daily problems?”、もうおわかりですね!今回学んだことを活かして、起業を志す学生がでてきたら嬉しいですね。

 

インキュベーションセンターでは、ビジネススタートアップセミナーの他にもイベントを開催しています。企業に関心のある学生は以下のコンテストへの参加も募集しています!「第19回早稲田大学ビジネスプランコンテスト」(応募締切10月5日13:00必着)

「第7回早稲田大学アプリケーションコンテスト」(応募説明会10月14日開催、応募締切11月15日13:00必着)

詳しくはインキュベーション推進室HPやFacebookページをご覧ください。随時イベントの告知なども行っております。

第6回アプリケーションコンテスト最終発表会 開催レポート

インキュベーション推進室学生アシスタントです。
この度より、インキュベーションセンター通信を通じての報告などでお目にかかりますが、何卒よろしくお願いいたします。

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今回は、7月29日(金)に行われました「第6回早稲田大学アプリケーションコンテスト最終発表会」の報告をさせていただきます。最終発表会の会場である大隈記念講堂小講堂には、予選を勝ち抜いた選抜8チームが登壇いたしました。

今発表会のテーマは『ハートにとどけ。』と題して音楽とアプリの枠組みで、毎年特別協賛にてご参加いただいている株式会社レコチョクより「レコチョク」のAPIを期間中無償で提供していただきました。

音楽という核をもとにアイデアを構想し、アプリケーションとして企画に落とし込むという作業は決して簡単なことではないですが、プレゼンテーションの質も然ることながら多岐に渡る各チームの発表には感心させられます。

何よりも興味深いのは、各発表においてチームの背景や研究などの原体験が活かされていることです。それがアプリにつながっているから、魅力的に感じるのは間違いありません。

 

No.1 アプリ名:『ぷちょへんざ』

チーム名:ぷちょへんざ

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No.2 アプリ名:『MUBOT』

チーム名:MUBOT

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No.3 アプリ名:『Swa:llow』

チーム名:プロジェクト

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No.4 アプリ名:『Reco-School』

チーム名:チームKABE

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No.5 アプリ名:『SONGLISH』

チーム名:BIG MOUTH

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No.6 アプリ名:『KARAT』

チーム名:Reach

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No.7 アプリ名:『BUBBLY』

チーム名:BUBBLY Team

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No.8 アプリ名:『ダンスDJ』

チーム名:MHI (Music Human Interaction) Research Group

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各チームの発表の後、特別講演が行われました。今回は、株式会社レコチョク 執行役員CTOの稲荷幹夫氏をお招きし、「レコチョク15年の変遷」という題でご講演いただきました。

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稲荷様は、日本のITシーンをリードしたiモードの立ち上げ当初からモバイルコンテンツに深く関わっておられました。2012年にレコチョクに入社されて以降は、新しい音楽の届け方をシステムの側面よりサポートしておられます。流動性の強い音楽業界で、その波をいち早くキャッチし、最新技術を駆使してサービスを提供するという姿勢には、音楽やビジネスに興味のある学生にとどまらず、オーディエンスの皆様にとって学ぶところが多かったのではないでしょうか。

私は世代柄、音楽との関係はカセットテープに始まり、今日のサブスクリプションサービスまで様々ですが、今後音楽と私たちの付き合い方がどのように変遷するのか深く考えるきっかけをいただけたように思います。

特別講演の後には表彰式・閉会式が行われ、審査結果が発表されました。各チームのレベルが高かったこともあり、審査の過程でどうしても賞を増やしたいとのことで、急遽「レコチョク賞」がご用意されました! なお、各賞の受賞チームは以下のとおりとなりました。優勝チームはアプリに連動するマシンを実際に用意しており、審査員の皆様も興味津々のご様子でした!

IMG_0728_R○優勝 チーム名:BUBBLY Team
アプリ名『BUBBLY』

○準優勝 チーム名:MUBOT
アプリ名『MUBOT』

○レコチョク賞 チーム名:MHI (Music Human Interaction) Research Group
アプリ名『ダンスDJ』

○オーディエンス賞 チーム名:BUBBLY Team
アプリ名『BUBBLY』

受賞された皆様、おめでとうございます!

なお、今回惜しくも賞をもらえなかったチーム、予選で落選したチームも、どうして落選してしまったのか、どうすれば改善できるのか、あきらめずにぜひ考えていただければと思います。一ひねり二ひねりでアイデアが化けることはよくあります!

ご観覧いただいた学生の方から「思っていたよりも、レベルが高くてびっくりした。こんなイベントがあることも知らなかったので、機会があれば自分もチャレンジしたい。」とお声掛けいただいて、改めてこうした機会が学生のチャレンジの芽になるのだなと実感した次第です。応募にご参加いただいた学生の方々、授業の合間にご観覧いただいた学生の方々、日頃より産学連携・ベンチャー支援の取り組みにご協力いただいている方々、一般の方々、すべてのご来場いただきました方々に心より御礼申し上げます。

インキュベーション推進室では、このようなコンテスト、各イベントなどで学生の皆さんの起業家精神を育む取り組みを行っています。2016年度のビッグイベントはまだまだありますよ!

「第19回早稲田大学ビジネスプランコンテスト」(応募締切10月5日13:00必着)
「第7回早稲田大学アプリケーションコンテスト」(応募説明会10月14日開催、応募締切11月15日13:00必着)

少しでも興味をもちましたら、ぜひはじめの一歩を踏み出してみてください!

詳しくはインキュベーション推進室HPやFacebookページをご覧ください。随時イベントの告知なども行っております。

公式Webサイト http://www.waseda.jp/inst/inc/

公式Facebook http://www.facebook.com/wasedaincu/

【All photos taken by】

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2016年度第1回ビジネススタートアップセ ミナーレポート~『海外のベンチャー事情と留学のススメ』~

インキュベーション推進室スタッフです。
2016年度は『アントレプレナーシップとグローバルキャリア』を統一テーマとしてセミナーを行います。

今年度の第1回目は、5月27日(金)、ウエルインベストメント株式会社代表取締役社長瀧口匡氏をお迎えし、「海外のベンチャー事情と留学のススメ」というテーマでご講演いただきました。

瀧口氏はベンチャーキャピタルの代表を務めるとともに、早稲田大学ビジネススクールにおいて起業や新規事業起ち上げをテーマとした授業や学部生に向けた「起業家養成講座Ⅰ」もご担当され、大学発ベンチャーやアントレプレヌールシップに深い造詣をお持ちです。

今回の講演は、前半は海外のベンチャー事業について瀧口氏の講演、後半は「留学の勧め」をテーマに瀧口氏とゲストの台湾系アメリカ人ローレンスさんとのトークセッションが行われました。

前半では、日本とアメリカにおける大学教育の視点から、アメリカの大学では、日本と対照的に起業家養成のプログラムが盛んで、大学教育でアントレプレナーシップを学ぶことができること、大学のインキュベーションセンターではセッションが活発に行われていることなど、アメリカの学生は、はじめからグローバル目線になることができる環境があることを述べられていました。

このようにグローバルな視点で、ベンチャーをスタートアップすることができるかどうか、アメリカとは大きな違いがある日本のベンチャー事業の大きな課題を述べ、アメリカのように事業をグローバルに展開するには、積極的に海外へ出ていくことが非常に重要であり、そういった課題を克服していけるのは、今の若い人であると、当日来場していた学生の方々にエールを送っていました。

後半では、「留学の勧め」と題し、アメリカのブラウン大学を出て、日本に渡り、早稲田大学と慶應大学で研究されたという、まさにグローバルな活躍をされているローレンスさんをゲストに迎えてのトークセッションが繰り広げられました。

ローレンスさんがなぜアメリカから日本に渡り研究を続けているのか、どういったきっかけで海外へ出ようとしたのか、瀧口氏からの質問と学生からの質問に対して、自分自身をエンジョイする、リスクを持ちながらチャンスを得ようとする気持ち、そこには家族からのサポートがあったこと等々、そして、多くの人との出会う機会を得ることができること、それは、自分の人生を価値あるものにするという最後の言葉がとても印象的でした。

トークセッション後の懇親会でも、ローレンスさんや瀧口氏と直接お話をする、あるいは、来場した学生同士などで紹介し合ったりする光景が見られ、まさにローレンスさんの言葉が実践されていました。今回の出会いによって、来場した学生の中には、海外への志向がいっそう強く触発された方もいるに違いありません。

第2回目のワークショップは、6月24日(金)18:30から開催予定です。
参加申し込みは既に開始されておりますので、皆さんお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。お申込みをお待ちしております。

ワークショップ開催報告~「VOOR GLASS(簡易VRヴューアー)を使った新しい使い方やサービスのアイデアを考える」

インキュベーション推進室スタッフです。 少し報告が遅くなりましたが、3月23日に開催いたしましたワークショップの様子をレポートいたします。 今回は、「VOOR GLASS(簡易VRヴューアー)を使った新しい使い方やサービスのアイデアを考える」をテーマに、 30名に人数を限定し、各グループに分かれての実践形式で行いました。 理工系だけでなく、文系学部の方や、ビジネススクールの方まで幅広い学部の方の参加申し込みがあり、 VRが社会でとても注目されていることを実感したところで、いよいよワークショップがスタート!

講師には株式会社リ・インベンション代表取締役の太田啓路氏をお招きしました。 太田氏には1月のビジネススタートアップセミナーでVRをテーマにご講演いただきましたが、 今回は、その時の講演内容を踏まえて、より実践的なアイデアを生み出すことが狙いです。  冒頭、インキュベーションセンターシニアコンサルタントの工藤元氏よりワークショップの進め方の説明がありました。 「個人のアイデアを出して、それをディスカッション(ブレインストーミング)し、グループの意見としてまとめていく」やり方は、 今回のワークショップだけでなく、問題解決の際に社会のいろんな場面で役に立つのではないでしょうか。  次に、太田氏より今回のテーマ、VRについての説明が行われました。 太田氏が大学院で研究されてきた3Dについて、そして起業などのご自身のご経歴や体験談と、 VRの現在の市場状況や可能性についてを話していただきました。 太田氏は、起業された株式会社リ・インベンションの名の通り、VRを「再定義」し、簡易VRでVRの未来を切り開こうとされています。

そのあと、いよいよグループでの実践の時間となりました。 たくさんの付箋やマーカー、スケッチブックやボードなどを使い、限られた時間の中で、手や頭を動かしていきます。 ご自身が長年研究されたきたことを新たな視野で世に挑戦されている太田氏のお話を聞き、 そのひたむきな情熱に感銘を受けたこともあってか、参加者それぞれがとても積極的に参加している様子でした。   ワークショップ当日に初対面というのが信じられないような活発さでグループワークは無事終了。

最後に、それぞれのグループでのプレゼンテーションの時間となりました。   教育、語学、運動などそれぞれに身の回りで起きている「問題」を取り上げ、その解決するためにVRを使い、 新たなサービスを生み出すアイデアを発表しました。 各グループの発表への質問も活発に行われ、短時間でお互いの問題意識を共有できたことはとても貴重な経験となったのではないでしょうか。 このワークショップが、参加者皆様の未来への挑戦に、少しでもよい刺激となればスタッフ一同幸いに思います。

さて、2016年度が始まりました。入学式を終え少し学内も落ち着き、各人学ぶ準備が整ってきたころでないかと思います。 インキュベーション推進室でも、新年度に向けてセミナーやイベントの企画を準備しております。 参加してくださる学生のみなさんの笑顔、やる気、未来につながるようなお手伝いができればと思っています。 新年度のイベント等のお知らせはHPやMyWASEDAに掲載しますので、ぜひチェックしてご参加ください!

2016年度もよろしくお願いいたします!